ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
ナンネットID
 
1
2021/07/27 21:00:28 (BeePJTze)
離婚したのは俺34歳、元妻31歳、娘5歳、結婚して7年の時だった。
そもそもの原因は、元妻が28歳の頃、俺が娘の面倒を見て、元妻は街にショッピングに出かけた、その帰りだった。
当時はバブルが弾けた影響で、連鎖倒産が相次ぎ、うちの近所にも潰れた廃工場があった。
夕方にはショッピングから帰るはずの元妻が、18時を過ぎても帰らず心配していた。
当時は、仕事でしか携帯電話を持っておらず、出産時に仕事を辞めた元妻は携帯電話を持っていなかったから、連絡が取れなかった。

19時ごろ、連絡は警察から・・・
元妻は廃工場に連れ込まれて、レイプされてた。
男3人に中出しされて、どうやらその様子を8ミリビデオに撮られたようだった。
泥と油まみれで、ボロボロになった買い物を抱えてフラフラ歩く元妻を、警ら中の警官が保護、俺に連絡が入った。
俺は、娘を実家に託し、警察へ向かった。
元妻はボロボロだった。

後日、元妻はレイプビデオをネタに再度性交渉に応じるよう求められ、接触してきた犯人がビデオを見せて元妻を脅した時点で、変装していた刑事に逮捕された。
犯人の中には資産家のドラ息子もいて、示談を要求してきたが断った。
その後、元妻は父親の特定できない子を宿し堕胎、第二子を望んだが妊娠することはなかった。
元妻は少しずつ荒んでいき、娘に当たり散らすようになり、俺が仕事でいないときに、娘の鳴き声が近所に響くことが多くなり、児童相談所の世話になった。
両家話し合い、元妻は児童虐待の判定を受け、娘の親権は俺で離婚した。
元妻を好きだったけど、あの状況では娘を優先せざるを得ず、泣いて別れた。

俺は、暫くは娘を実家の両親と義姉に託して働いた。
兄貴の子供たちとは仲が良く、娘は世話になっている負い目があるのか御手伝いも積極的で、家事スキルを上げていった。
一方、俺は会社の8歳年上の未亡人女上司とペアを組み、仕事をしていた。
バツイチになった俺に親身になってくれて、色々と手助けしてくれた。
離婚1年後、女上司と二人で泊りがけの出張があった。
訪問先で仕事を終えたのが19時、ホテルに帰ってレストランで飲みながら食事、その後、上司の部屋で二次会をしながら、俺は離別した元妻のこと、上司は死別した亡き夫のことを話した。

上司は森下愛子似の美形で、8歳年上の当時43歳、その色気につい発情してしまった。
上司も俺の発情を見抜き、四十路し頃の身体を疼かせた。
ごく自然に唇を重ね合い、交わった。
上司の身体は、ザ・女体で、細いながらも適度な肉付きでエロスを撒き散らした。
亡き夫との10年間の結婚生活で色付いた女陰を濡らし、35歳の俺の男根を呑み込んだ。
8歳年上の四十路熟女の圧倒される艶かしさに、俺は劣情の渦に巻かれた。
熟れきって持て余した疼く女陰と、まだ三十路で元気な男根が、利害関係を満たした。

上司に交際を迫ったが、
「私は、いつかは亡くなった夫のお墓に入るつもりなの。定年後はここを離れて、亡き夫が眠る街に移るつもりなの。だから再婚はするつもりは無いの。ただ、退職までの恋人なら・・・」
と言われ、有限の恋人関係となった。
その夜、元妻の夢を見た。
もう元妻とは縁が切れて、無関係なんだと言い聞かせていたのに、夢に出てきた。
まだ好きだったんだと思う。
元妻から上司に乗り換えようとしていた俺を、哀しそうに見ていた。

俺と上司は週2~3回の交わりを持った。
休日はできるだけ小学生の娘との時間に当てていた。
娘が中学になると、俺達は実家を出てアパートに移り、娘との時間を大切にしたが、休日のどちらか、あるいは両日が部活で留守がちになると、その時間を上司との逢瀬に当てた。
そのころになると俺は四十路、上司は五十路を迎え、時には緊縛して上司に縄化粧を施してみたり、また新たな性の世界を楽しむようになった。
五十路の上司はやがて閉経し、熟しきって腐る一歩手前の果実のような芳醇な味わいとなり、その女壷に毎回精液を注ぎ込む快楽に酔い痴れた。

娘が大学進学で家を出た。
その翌年、娘が成人した時、元妻が訪ねてきた。
別れて15年ぶり、娘の成人祝いを持ってきた。
「ご無沙汰しております・・・」
「お前・・・年取ったな・・・俺にも白髪が・・・お互い、年取ったんだな・・・」
二言三言の会話して、お互いずっと独身を貫いていることを知った。

娘が大学生の頃の俺はアラフィフ、上司はアラ還の年齢に達していた。
この頃には上司の息子はとっくに所帯を持って独立、上司は一人暮らしだったから、週末は上司の家で過ごした。
もう、上司と俺の付き合いもとうに10年を超え、俺はもちろん、上司でさえ前回の結婚期間を超えていた。
娘が大学を出て、こちらに戻って就職、父娘生活が復活した年、上司は還暦を迎え、逢瀬も週1回となっていた。
そして、上司は定年を迎えた。

60歳の上司との最後の逢瀬、緩み始めた身体を喘がせ、ローソクの火が最後の大きな灯で光り輝くように、激しく逝きまどった。
垂れかけた乳房を揺らし、最後の精液を子宮に受け入れた。
ホテルを出て、亡き夫が眠る菩提寺のある街へ向かう上司と別れた。
「お元気で・・・さようなら・・・」
「さよなら。あなたも元気でね。」
駅に向かう上司の後ろ姿を見送った。
俺と上司の17年間が終わった・・・

昨年、娘が26歳で嫁いだ。
俺は、娘が婚約した時、元妻を呼び寄せた。
そして、両親が揃った状態で娘を嫁がせた。
現在、俺56歳、元妻53歳、同居しているがまだ復縁はしていない。
娘が嫁いだ夜、21年ぶりに元妻を抱いた。
閉経した元妻の子宮に、精液を解き放った。
俺と元妻は、共に暮らしているが、元妻は、
「まだ、あなたの妻として復縁できる資格は無いと思ってる・・・母親失格だし・・・」
と言う。

俺は、元妻が戻りたいと心から思うまで、待つつもりだ。
そして、上司がそう希望したように、俺は元妻と復縁して妻としてもう一度暮らし、同じ墓に眠りたいと思っている。
だから、元妻を待つつもりだ、いつまでも・・・
レスの削除依頼は、レス番号をクリックして下さい
6
投稿者:(無名)
2022/06/20 11:47:21    (MlbTHjl6)
良い創作でした
5
投稿者:れん ◆hHYoeQaW/.
2021/07/29 08:59:01    (2RlqCBLe)
ここ最近でこんなにも良い投稿に感激しました。
本当に人生は何があるか分からないですね。
時間はかかるかも知れませんが、また昔の夫婦に戻られる事を祈っています。
4
投稿者:(無名)
2021/07/28 12:39:45    (FpFIJGpP)
読み応えのあるいいお話でした。
3
投稿者:(無名)
2021/07/28 12:21:20    (bKeIi/au)
男の方も勝手だなと思います
2
投稿者:(無名)
2021/07/28 06:43:52    (Wa9Po5CI)
ナンねにもこんないい話落ちてるんだから捨てたもんじゃない
レス投稿フォーム
名前
トリップ[]
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
「sage」
※投稿を上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。