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2017/09/12 17:20:32
(7iAa7HN6)
それから数日後、今日こそはお返事しようと思ってた日の朝、いつもの場所で加藤さんに会いました。
私が、こんにちは。と、あいさつすると、加藤さんがニコッと笑って今日も可愛いね!って言いながら、
小さなタッパ?って言うんですかね、お料理とかをちょこっと入れるプラスチックの入れ物を渡されました。
これは?って尋ねると、よかったらこれに入れてくれないかな?
は?、、、何をですか?
二番をお願いしたいな。
二番???って少し混乱してる私に笑いながら、15分後くらいにまたここに戻るから!って言って立ち去ってしまいました。
とりあえず、私、そこにいるのが恥ずかしくなって入れ物を持ってトイレに戻ったら同期の子と鉢合わせとかしちゃってなんか余計に焦っちゃって、小走りで個室に入りました。
音消しを流しながら、その子が出ていく気配を確認して、少し冷静になって二番の意味を思い出してみました。
たぶん、、、唾液って書いてあったかな?って思い出して、、、値段が10000円かぁ、、、って考えながらタッパを見つめました。
業務に入らないといけない時刻がせまってたのもあってなんかまた焦ってきちゃって、とりあえず、口に唾を貯めて入れ物に吐き出しました。
たらーっと流し入れて、もう一回吐き出して、少し溜まったところで蓋をしてポケットに入れて個室を出ました。
焦ってたので、少し足早にトイレから出ちゃったせいか、まだ加藤さんが居なくて待つのも恥ずかしくてそのまま自分の部屋に戻っちゃいました。
結局、その日は渡せずに終わってしまって、帰りの更衣室でポケットから自分の唾液が入った入れ物を出して見てたら、少し虚しくなりました。
でも、こんなものがホントに10000円で売れるのなら、、、って半信半疑だけど期待半分で家に帰りました。