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2010/01/25 12:26:04
(HC1z/HgI)
「ハラワタ(腸)の煮えくり返る思い」という諺がある。
ある日ふと「自分自身の煮えくり返ったハラワタを食べてみたい」と思った。
とはいえ、煮えくり返った自分のハラワタを食することが簡単ではないという
ことにすぐ気がつく。しかし私は何としても「煮えくり返ったハラワタ」を食
したかったのである。
まず、知り合いで融通のきく医者に「腹かっさばいて腸の一部を切り取ってく
れ」と頼んだ。当然すんなりとは了承しなかったので幾許かのお礼を約束しつ
つ執拗に頼み込んだのである。
次に、ハラワタの煮えくり返る状況に自分を追い込んだ。この方法については
今は書きたくない。なぜなら書くことでまたハラワタが煮えくり返ってくるか
らである。
ハラワタが煮えくり返ったところで以前頼んでおいた医者のところに駆け込み
ハラワタを摘出してもらった。ついでに胃の一部、十二指腸の一部なんかも取
り出してもらった。これはまさに「断腸の思い」であった。
ここですぐさま食したいところだったのだが、さすがに腹部を17針縫ったば
かりの状態では激痛を伴うので傷が癒えるまで一週間我慢することにした。傷
は完全には閉じなかったがまあなんとかなるものである。不安のある人はもう
少し我慢するべきだろう。
さあ、やっとその時が来た。
1.ホルマリン漬けにしておいたハラワタをよく水洗いする。
2.ねぎ、大根、こんにゃく、などお好みの野菜などを用意する。
3.土鍋を用意し昆布とかつおで味付けた出汁を熱する。そう、煮えくり返る
まで!
4.後は野菜やハラワタを突っ込んで食べるだけだ。
煮えくり返った土鍋の中で煮えくり返っていたハラワタが踊っている。
なんと食欲をそそられる光景だろう。いただきます!
ぜひ皆さんもお試しあれ。