家に帰り寝床についてしばらく経ち夕方くらいになってから体温を測りました
が38℃代とさほど下がらず夜には再び39℃を超えました。
翌朝になってもまだ39℃代だったので結局また病院へ行くことにしました。
前日と違い歩けないほどではなかったけど前の日のお尻に注射された痛い記憶
と今日も注射されるかもしれないという恐怖。
私から母にお願いして一緒に来てもらいました。
処置は前日に続いてまたもお尻に2本の注射でした。
注射を見ただけで怖くなり母に抱きついて「ママァ。もうお尻に注射するのい
やあ」と泣いてしまいましたが、「まりちゃん。いい子だから。早くよくなる
ようにちょっとだけ我慢しようね。」と説得されベッドにうつぶせに。
またもママが私のスカートあげてパンティを下げました。
2本の注射を打たれている間ずっと子供のように泣き叫んでましたが母は私の
頭を撫でながら「まりちゃん、いい子ねえ。もう少しだけ我慢我慢ねえ。」な
んてまたも赤ちゃん言葉で私をあやしてくれました。
でも注射の後も、あまりの痛さに気持ちが動転している私を抱きしめて「痛か
ったでしょう。怖かったねえ。でも、まりちゃん、痛い痛いお注射ちゃんと最
後までできたもんねえ。偉かったよぉ。」とやさしくしてくれて、私はやっと
気持ちを落ち着かせられました。
家に帰ってからも「もうお尻の注射はいやぁ」と母に甘えて泣きましたが、い
くつになっても母は母。とても大きな愛で私を守ってくれるんだと実感できま
した。