勃起障害は
・機能性(精神的・心理的なものが原因)
・器質性(ペニスの外傷や神経の損傷・内科疾患による神経障害などの物理的なも
のが原因)
の2つに大別されます。さらにこれらが両方ある混合性もあります。
症状は勿論、勃起したいのにできない状態です。
治療方法を決める前に検査が行われます(上記2つのいずれかで治療も変るので)
まず問診で「既往疾患・現在治療中の疾患・現在使用している薬」は必ず聞かれま
す。セックスに関する質問もされますがアンケート用紙のような形で書き込むもの
が多いです(しゃべって説明するのは気恥ずかしいという事でしょう)
そこで早朝勃起(いわゆる)朝だちやマスターベーションが正常にできるならその
時点でほぼ機能性と診断されます。(持病があればそちらの検査もされますが)
検査は
・血液検査(糖尿病など神経障害を起こす疾患を持っていないかどうか、動脈硬化
が顕著でないか、ホルモン異常はないか、等)
・ペニス、精巣、前立腺の検査。直腸診(肛門から指を入れて亀頭を刺激すること
で神経異常の有無をみるものです)
・夜間陰茎勃起現象の測定(正常な男性は夜間4~5回軽く勃起しているものです
。夜間ペニスに検査器具を取り付けて勃起状態をみます。ちゃんと勃起するなら
機能性と診断されます)
病院に行かないと治らないものかどうかは、あなたのEDがどの程度のものかで違
うでしょう。セックスパートナーの協力だけで治った方もいらっしゃいますしね。
診察に行く時はセックスパートナー同伴で行きましょう。