自分は男受け―女性に攻められる描写がある漫画、及び小説(おねショタ、悪堕ち、逆レイプなど)が大好物です。所謂M、マゾヒズムに当てはまるものだと思っています。事実pixivなどで作品をあげています。
しかしマゾヒズムの意味を調べると、それがあまり当てはまらず、自分の性的嗜好をなんと言えばいいのか分からなくなりました。「お姉さんに責められちゃう話が好きで書いたりとかしてるよ!」とは言えても「じゃあマゾ向けの作品なんだね。」という問いには曖昧な答えしか出せません。恐らく本来のマゾにはとても満足できるような作品とは思えませんから。
というのも、被虐性欲(ひぎゃくせいよく)とは、肉体的精神的苦痛を与えられたり、羞恥心や屈辱感を誘導されることによって性的快感を味わったり、そのような状況に自分が立たされることを想像することで性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプである。(wikiより)
ここで当てはまらないのが、「苦痛を与えられる」ことには余り興奮を得られないということです。創作されている女性のキャラクターが良くても、所謂マゾヒズムが喜ぶと考える「マゾチンポ」「変態」「バーカ」などと罵倒を連発されるのが嫌いであり、女からの肉体的苦痛、所謂逆リョナなどにも興味を示せません。なんというかもっとそれ以外の愛情、慈愛、恋慕、母性などがあると萌えるのです。
だから自分の書いている作品は、鞭打ちなどの嗜虐はあまりなく、誘惑をささやかれたり、抱擁やキスなど柔らかい快楽が中心のラブラブで甘い責め方が中心となった本来のマゾ向け作品とはかけ離れた話となっています。
それでも私は責められる、お姉さんなどに負けるのが好きな以上、Mであると言えるのでしょうか?少なくとも女の子が苦しんだり泣いたり、女に暴力を振るったりするのは嫌いなのでSではありません。
例えるなら、「カレーが大好きだけど、カレーマニアが好きなスパイス多目のインドカレーとかは全然食べなくて甘口なカレーしか食べないよ。」という嗜好はよいのでしょうか?