2004/06/30 22:25:03(OQjI/ZO7)
後天性免疫不全症候群は身体に備わった免疫力が低下し様々な日和見感染を起こす病気ですが、原因はHIV(ヒト免疫不全ウィルス)の感染でこのウィルスが標的とするのは免疫システムの鍵を握るTリンパ球です。
この細胞が次々と破壊されていきます。
又、感染しても直ぐに発症する訳ではありません
平均8~10数年の長期潜伏期間がありこの時期を無症候キャリアと呼びます。
暫く症状が無くてもやがて持続性の発熱.下痢.体重減少.帯状ほう疹等のARC(エイズ関連症候群)が現れて来ます
更に時を経てカリに肺炎.カポジ肉腫等に代表される日和見感染が現れます。(この段階でAIDS発症とされます。日和見感染とは、免疫力が正常なら感染しない様な病原性の非常に弱い微生物にも感染してしまうケースを指します)
HIVは感染者と日常生活を共にしても通常の接触で染るものではありません主な感染ルートは血液と性交の接触です。
HIVの治療法は数カ月で変化するとも言われ治療法が未だに無い事を示してるとも言えますが、プロテアーゼ阻害薬が導入された事により劇的な変化をみました
感染早期より抗ウィルス薬を十分に投与する事によりウィルスの量を減らし続ける事が可能になりました。
つづく
梅毒やAIDSの様に長期潜伏期間のものは早い内に感染には気付きませんし血液検査を行っても抗体が検出されるのはAIDSでは8週間以上経ってからです(潜伏期間には陽性反応が出ません)
HIVに関しては現在殆どの保健所.センター等で匿名、無料で検査を実施してますし又、医療機関でもHIV検査は受けられます(有料)
通常血液を腕から採血管一本分(5~6ml)採るだけです(医療機関で専門分野守備範囲.治療等で違って来ます。内科.感染症科)
※ウィルス感染直後では検査を行っても感染を見付けるのは不可能な期間(ウィンドウ期)がありますので、その期間に献血されますと検査でスリ抜けてしまい輸血された患者にウィルス感染させてしまう恐れがありますので『絶対に』検査目的(特に感染初期)での輸血は止めましょう。
それでは