「ここは使ったことあるのか?」
首を横に振る私。
「じゃぁ、俺の為に使えるようにするか?」
問いかけの様に聞こえるけれど、それは彼の決定事項。
彼の鞄から取り出されたいちじく浣腸。注入されて、排泄を我慢しながら愛撫を受け、限界を告げてトイレに行かせて貰えたがドアを開けたまま彼が立っている。
「恥ずかしいから、閉めて。」
「いや、このままで。もっと恥ずかしくなるんだから、見られたまましなさい。」
しばらく押し問答していたが、限界が頂点に達し、激しい音をたてた。
「いやぁ。やだぁ。」
「全部出たか?風呂に行くぞ。」
四つん這いにされ、ボディソープを塗られ、シャワーホースをあてられた。浣腸とは違いどんどん入ってくるのは恐怖。
当然我慢などできる筈もなく、すぐに出してしまう。
何度か繰り返される。
「よし、綺麗になったな。」
今度はローションを塗り込められ、指が入ってきた。
ほんの少し、今思えば第一関節までも入っていなかったろうけれど、その時は随分入った気がしていた。
その指で、穴を揉みほぐされる。グニグニと捏ねる様に。感触を確かめながら。入れたり出したり。
「痛くないか?」
「うん。」
「もう少し入れるぞ。」
「うん。」
「だいぶ柔らかくなってきたな。指を増やすぞ。」
「うん。」
こんなに恥ずかしい格好で、こんなに恥ずかしい事をされているのに、ただ、彼に身を委せ、彼を受け入れる事だけが頭を巡る。
「休憩しよう。」
優しく全身を洗ってくれて、湯船に浸かりながら抱き締められる。
「痛くなかったか?良く頑張ったな。」
優しいキスに溶けていく私。
やわやわと揉まれる乳房、なぞるように優しく撫でられる下半身。そっと滑り込むペニス。