転勤先の庶務課の女性の中に、見てるだけで射精感がこみあげてくるような妖艶な雰囲気をもった女性がいた。
社が借り上げてくれた独身者向けアパートは、事業所前のバス停からは12,3個目で、歩けば4,50分かかる距離だった。
退社時、出遅れると、次のバスまで3,40分は待たなければならない。
庶務にいる彼女(S村Y子)は、地元の大地主の娘で別に働かなくても生活できる富豪そだちなので、所詮僕らとは住む世界
の違う存在だと思っていたから、会社内ですれ違っても軽く会釈する程度の関係で、話す機会もないまま何週間かたった。
その日、退勤時間近くに入って来た電話のため、帰り支度が遅れ、出遅れてしまった。走ればなんとか間に合うかもしれないと
支度が整い次第駆け出すようにバス停に急いだが、バス停に着いたときバスはすでに数十メートル先を走っていた。脱力し、
バス停のベンチに腰をおろし、歩くかと思い立ちあがったその時、黄色いスポーツカーがバス停に止まった。S村Y子の車だと
わからずボーっとしていたら、クラクションを軽く鳴らし、窓を開けて僕の名を呼んで、社員アパートまで送ってくれるという
ではないか、助手席に乗っていいのかと聞くと、ダメなら止まんないと言ってくれたので乗り込んだ。車の中は、何とも言えな
いフェロモンの香りがしてクラっときた。ふと彼女の方を見るとちょっと時代遅れな感じのミニのワンピースを着ていたので
どうかすれば下着が見えそうなくらい太ももまで露出していた。ついついチラ見してしてしまう。当然ズボンの中では変化が
始まる。渋滞で止まったとき、彼女は突然言った
「あたしの足、気になるの?」
「えっ!あ、いや、その、なんていうか・・・」
しどろもどろの対応に彼女は悪魔的な笑みを浮かべた。次の言葉は衝撃だった。