あなたとのセックスは、別れた今も忘れられません。
あなたの女体を見ると、もう、ドキドキしてどうしていいかわからなくなってしまいました。
でも、そんな私の陰茎を優しく握り、そして咥えてくれました。
そして、優しく膣の中に導いてくれました。
私が腰を振ると、私の腰の動きに逆らうように腰を使うから、ピストンスピードが倍になるような快感にっまわれて、射精を我慢するのに必死になりました。
時には私に跨り、ゆっくり腰を沈め、前後にクイクイ、腰を振るあなたの姿は、とても淫らでした。
イクのを我慢して、歯を食いしばる私を見下ろし、髪を振り乱し、突き上げる私の上で乳房を揺らしながら、虚ろな表情になっていきました。
「ヤバい、イキそう・・・」
という私を抱きしめて、
「今日は安全な日だから、中に出していいよ・・・」
と中出しさせてくれましたね。
ドクドクと、あなたの子宮を満たしていく感覚、忘れられません。
そんなあなたは3歳年上、私はまだ大学4年生になったばかり、実家から言われたそうですね。
学生となんか付き合ってないで、将来性のある男性を探せと、要するに結婚を考えろと言われたんですね。
そうなると、私が経済的に自立するまではあと数年かかりますから、あなたは待っていられない、それで私にお別れを言ったんだと、あなたのお友達から聞きました。
「ごめんね・・・元気でね・・・さよなら・・・」
あなたは、私から去って行きました。
遠ざかる後姿を見送って、間もなく3年が過ぎます。
先日、あなたをお見かけしました。
会社の帰り、ショッピングモールで着物して帰ろうと立ち寄ると、マタニティを着たあなたがいました。
少し、下腹部が大きくなっていたのを見て、俯いて買い物もせずに帰って来て、その日はコンビニ弁当で済ませました。
きっと結婚したんだろうなとは思っていましたが、実際に肉眼で確認すると辛いです。
でも、もう、あなたのことは、私の記憶から消すことにしました。
スマホに残る、ツーショットの写真も、ラインのやり取りも、連絡先も、全部消しました。
さすがに、妊娠した姿を見ては、一気に冷めます。
もう、連絡しないから安心して下さい。
短いお付き合いでしたが、ありがとうございました。
どうか、幸せになって下さい。
おかげで、踏ん切りがつきました。
そしてやっと、大学時代から住んでたあのアパートを出て行く決心がつきました。
もしかしたらあなたが訪ねてくるんじゃないかと、通勤にあまり便利じゃないのに住んでいました。
でもこれで、跡形もなくあなたの前から消えられます。
もう一生あなたに会うことも、あなたから連絡がくれることもありません。
ずっと愛してましたが、これで新しい恋ができそうです。
幸せな結婚生活が続きますように、お祈り申し上げます。