大学を出た後、地元に戻って就職して、暫くは実家から通勤してた。
26歳の時に結婚して実家を出て、嫁さんとアパートを借りて住んでいるんだけど、そのアパートの裏手にある回転ずしと、そのわきのワンルームマンションには、思い出がいっぱいある。
今から10年前、俺が高2の時、その回転ずしでバイトしてて、店員だったバツイチの奇麗な女性と仲良くなったんだ。
戸田菜穂に似た美形で、年齢を知ったら40歳で驚いた。
てっきり20代後半だと思ってた。
彼女は、20代半ばで結婚したけど、30歳までに妊娠することができず、調べたら不妊だったそうで、妊活しても結局はダメで、元夫の幸せを祈りながら家を出たと聞いた。
回転ずしの脇にあるワンルームマンションが彼女の部屋で、ある日、バイト明けにお邪魔した。
「君、童貞?こんなおばさんで良かったら、してみる?」
と言われて、裸になった。
母親より3歳しか年下じゃない40歳の彼女の裸は、おばさんというイメージからかけ離れてて、フル勃起した。
初めて見た女性のオマンコに触れて、ドキドキしながら生入れさせてもらった。
「ああ~~高校生のチンチンって硬いわあ~~」
と大喜びの彼女にガンガン腰振って、
「で、出そうです…」
「そのまま中に出してぇ~~」
童貞卒業が中出しだった。
チンポを抜いた後に、オマンコから滲み出してくる精液が、高2には強烈な印象だった。
その後も、毎日のようにヤリ狂った。
若いから、毎回3発も4発も彼女のオマンコにぶっ放した。
高校を卒業するまで約1年半、四十路バツイチとヤリまくった。
大学進学で上京するとき、最後のセックスをした後、
「色々ありがとうございました。セックスを教えてくれて、勉強になりました。これで自信をもって、東京で頑張れます。」
「おばさんも、息子のような男子高校生とエッチできて、気持ち良かったわよ。東京に行っても、元気でね。さよなら。」
「さよなら…」
思わず、涙ぐんでしまった。
東京へ向かう新幹線の中で、俺は彼女のことが好きになってたことに気付いた。
高校生が、23歳年上の四十路おばさんに恋をしてた。
俺は、そのことを彼女に伝えるべきだったと後悔した。
大学に行ってすぐ、2年先輩の彼女ができた。
童貞の後輩を誑かしたつもりが、1年半生セックスでヤリまくって淫水焼けしたチンポで返り討ちに遭って、ギャンギャンとヨガリ狂ってた。
四十路熟女の手ほどきを受けてたから、いくら先輩でも女子大生くらいヨガらせられた。
夏休み、銘菓「ひよこ」を買って帰省、彼女のワンルームマンションを訪ねた。
呼び鈴を押そうと思って、表札の名前が変わってることに気付いて、止めた。
彼女、引っ越してた。
回転ずしも辞めてた。
俺、彼女が住んでたマンションの玄関に佇んで、肩を落とした。
ヤリたかったわけじゃなく、気持ちを伝えたかった。
好きだったと言いたかった。
彼女に仕込まれたセックスは、俺のセックスの基本を形成してる。
クンニの舌使い、腰遣い、全て彼女の好みで、それは、女盛りの四十路が持つ旺盛な性欲に裏打ちされた高等な技だった。
大学の後半、先輩が卒業して東京を去った後、新入生と付き合った。
初めて処女膜を破った。
優しく、丁寧に熟女譲りのテクで、2年かけて淫らを仕込んだ。
クリイキ、中イキする女子大生を完成させて、地元に戻った。
今、アパートの玄関から、回転ずしとワンルームマンションが見えている。
なぜ、彼女が姿を消したのか、今、何となくわかり始めてる。
最後のセックスをして、お別れするとき、何か違和感を感じたのは、彼女の部屋がさっぱりしてたことだった。
彼女は、俺が大学進学で上京したら、あの部屋を出て行くと決めて、荷造りしていたんだと思う。
そして、気付けば、俺を慈しむように抱かれてて、別れの時、微笑んでたけど、一瞬、凄く哀し気な表情をしたように感じた。
彼女は、男子高校生に恋をしたことを反省して、帰省してズルズル続くのは良くないと、姿を消したんじゃないかと思った。
毎日、あのマンションが目に入るから、毎日、あのお彼女を想い出す。
今、どこでどんな生活をしてるのか知らないけど、俺が、メッチャ可愛い嫁さんをセックスで夢中にして結婚できたのも、彼女のおかげだ。
今、50歳になっている彼女に、感謝の気持ちを伝えたい。
直接伝えられなくて残念だけど、ありがとう。