ナミ
身長163 B88 H57 H87 Eカップ
専門学校生
27才
大学卒業後に都内で生保に就職、二年で退職し、今はナースを目指して専門学校に通っている。
生保時代の預貯金と看護奨学金、ファミレスのバイトで生計を立てているが、月二回のセフレ契約(月5万)も彼女にとって不可欠らしい。
そんなナミに先月妊娠が発覚!
ことの顛末を語ろう。
出会いは去年の12月。
都内のソープだった。
年末年始にどうしてもまとまった金が必要だったナミは師走の初めにソープへ体験入店を決意。
そこでたまたま客の第1号になり、彼女を見初めたのがオレだ。
賢者タイムでのこと。
「仕事続けられそう?しんどくない?」
「正直やりたくはないけど、生活かかっているから。」
「相当大変なの?かなり稼がないと?」
「ううん、5万、いや、4万でもいいの。でも月末に賃貸の更新があってさ、再契約とかでいろいろかかるんだよね」
「月4万かぁ。じゃ月一か月二で?」
「そうだね。学校があるから週末の土日の片方で」
「もしだよ、もしさ、オレが月4万払うから月に二回ぐらい会いたいって言ったらどうかな?」
「会って・・・するの?エッチも?」
「まあ、そうだね(笑)。でも、知らない客から毎回指名されて相手するよりは良くない?一応顔見知りになったし(笑)」
「そうだけど・・・お店に何て?いきなり辞めますで大丈夫かなぁ・・・」
「やっぱり無理です」って言いきればいいんだよ。
「うーん、じゃ、そうしようか」
条件は
隔週一回の月二回
ホテル代オレ持ち
一回の時間は二時間
ゴム必須
月4万円
でまとまった。
ナミとラインを交換し、一時間後に駅前のファミレスでお茶をすることに。
一足先にオレは店を出て、ナミは店に勤務断念を伝え体験入店の日払い額(18000円だったらしい)を受け取り即日退店した。
合流したファミレスでは世間話と今後待ち合わせる場所についての話だけでその日は別れた。
12月の最終土曜日がナミと直で会う第一回目だった。
場所は渋谷。
ラブホに入り、二回の昇天でことを終えた。
帰り際、
「ゴムのことなんだけどさ・・・」
「ダメだって生は!」
「あのさ、別料金で4万に1万追加するからさ!外に出すからさ!」
「月に5万?絶対中に出さない?」
「出さない!外に出すよ、絶対!」
「うーん、じゃ次からね。絶対約束だからね」
生解禁。
この判断が後々ナミを苦しめることになる。
二回目。
新年になり姫初めだ。
前回と同じ渋谷で二人は交わった。
約束通りゴム無し。
正常位でイク直前に抜いてナミの腹部、ヘソから陰毛付近に射精した。
「こんなにいっぱい!?」
射精量に驚くナミ。
「4、5日溜めるとこれぐらいは普通だと思うけど」
「中なんて無理だよ・・・。こんなに精子って出るんだ・・・」
その日はもう一戦交え二回で終了。
そして近くのカレー屋で食事をした。
食事の会話でナミは体質的に血液成分の偏りがあり、ピルが飲めない体質であることを知った。
生に妥協しても中に出されることに頑なになる理由がわかった。
ナミは妊娠を怖がっていた。
その日、ナミが妊娠を怖がることで頭がいっぱいになり、そのことしか考えられなくなった。
そしてオレの心に住む悪魔が思考に介入してくる。
ナミを孕ませてみたい・・・
悪魔に魂を渡した瞬間だった。
次、ナミに会ったら中出ししてみようじゃないか・・・
1月の第四日曜日。
ナミと会う三回目。
場所は同じ渋谷のラブホ。
先にナミをシャワーに行かせた隙に持参したED薬のバイアグラタブレットを口にした。
このバイアグラタブレットが中出しを決める上で必要不可欠なのは後述。
シャワーを浴びた二人は定番化した体位である正常位で交わっていた。
込み上げる射精感は限界に近く、いつもなら抜くタイミングだ。
でも腰を前後に動かし続ける。
びゅるるるるーーー。
脈打つ感覚がわかる。
動きを止めたいが我慢して腰を動かし続けた。
中に射精されたのにナミが反応しないのは継続した腰の動きがあるから。
腰の動きを止め、ハアハア息を吐いたら昇天したことに気づくだろう。
それを防ぐためのカモフラージュで息を乱すことなく腰を振り続ける。
バイアグラは射精直後の陰茎の萎みを抑制するためだ。
これを服用すれば射精直後であっても萎えることはない。
そう、全てがナミに感づかれないために仕組んだ演技だった。
中出し後に性交を継続すると陰茎に白いメレンゲ状のものがまとわりつき、量がだんだんと増えてくる。
中に出された精液が膣内で陰茎によりシェイクされたものだ。
ダラッと逆流するのでなく、泡状に変質して出てくる。
「ごめん、一旦ストップしていい?喉カラカラでさ」
「疲れちゃった?」
「いや、実はさ、昨日、今日が待ちきれなくて不覚にも抜いちゃってさ(笑)ナミちゃんの妄想して(笑)」
「やだ、もう(笑)」
嘘を並べまくり、一呼吸おいてから二回戦に。
ここでようやく腹上射精でフィニッシュ!
「あれ?なんか今日少なすぎない?」
「昨日出しているからね(大嘘)」
「前、凄すぎたもんね。びっくりしたもん、あれ見て」
「期待してた(笑)?」
「うんん、気持ち良かったなら良かった。生、怖いけど気持ちよさは凄いよね」
「女の子もそうなの?」
「うん(笑)」
三回目にして築けた完成形。
これがオレとナミのこれからの基本だ。
2月
3月
4月
5月
四ヶ月間、隔週で騙し中出しを続けた。
中出しする一発目には精子の量、質がベストになる禁欲丸三日で調整。
隔週で継続すれば彼女が不妊でない限り、妊娠するのは時間の問題だ。
そして6月の最初の土曜日。
いつもの渋谷のラブホに入るなり鞄からドラッグストアの紙袋を取り出すナミ。
紙袋にはピンク色の長細い箱が入っていた。
「今日、これ使いたいの」
「まさか、それ・・・」
「妊娠検査薬。もう二ヶ月以上生理がこないの」
涙目になるナミ。
「なんでもっと早く・・・」
「ただの生理不順かもしれなかったから。でも最近ね、急に眠気がきたり料理しているとき吐きそうになったりして。ネットで調べたら妊娠の症状て出ていて怖くなって。でも一人で調べるの怖くてこれ持ってきた」
「わかった。わかったから落ち着いて。落ち着いたら調べてみようよ。隣にいるからさ」
隣に座る彼女の頭を軽くポンポンし落ち着かせる。
数分して落ち着きを取り戻したナミは検査薬を手にトイレに入った。
「やだっ!」とナミの悲鳴がしたのはその直後だった。
トイレを空けると泣きながら便座に座り込むナミ。
ナミの右手に握られた検査薬を取り上げて見てみるとピンクの二本線がはっきりとでていた。
陽性。
つまり検査薬での判定は妊娠だった。
スマホで周辺に病院がないか急いで調べ数件ヒットした。
土曜日でも受診できる病院を絞り混んでレディスクリニックに二人で向かった。
「部屋に戻っていて。終わったら連絡すりから」
そう言ってクリニックがあるビルに入るナミ。
二時間ほどして連絡がきた。
「部屋の時間大丈夫?大丈夫なら戻るけど時間ないなら他で会いたい」
「時間延長に切り替えているから時間大丈夫だよ」
「じゃ戻るよ」
ラブホに戻ってきたナミはピンク色の大きめな封筒を持っていた。
「11週だって。どうするかパートナーと相談してって」
「そんなに経ってるの!?」
「最後の生理の開始日から数えるから。3月なんだよね、生理きたの」
「4月と5月、体調どうだったの?11週って・・・」
「高校のとき、部活のせいかもしれないけど生理半年こないとかあったから。そもそも不安定だし」
「100パー、オレだよね・・・」
「○○さん(オレ)以外とエッチしていないから。彼氏とかも二十歳のときからいないし」
「あのさ、別に疑うつもりじゃないんだけど・・・ゴムしなくなってからだけど間違って中に出したりしていない?いや、間違いじゃなく抜くタイミングみたいな。遅れるみたいな」
核心に迫る問いかけに怯む。
そう、確かにそうだ。
ピルを飲めない話を聞いてからが事の始まりだ。
完全無警戒なナミを孕ませたい、妊娠させてみたいという背徳感ある欲望がこうさせた。
事実、隣に座るナミは妊娠している。
「堕胎するからね。結婚できるわけでもないし、シンマで育てるなんて無理だもん。学校もあと一年あるし、ここまでやってきたのに妊娠で諦めるわけにはいかないから」
「ごめん」
「半分で、折半でいい?中絶のさ」
「いや、それはいい。全額オレが持つよ。あと、今日かかった診察代とかさっきの検査薬の代金とかさ。」
「いくつかコースがあるみたいだけど、12万から20万って話してた。体の負担で額が違うって説明だった」
「ナミちゃんの体のダメージが最小限でだよ。20万円が一番いいんでしょ?」
その10日後。
朝9時半にレディスクリニックのあるビル前で待ち合わせをし、現金の入った封筒をナミに渡す。
「じゃ、行ってくるね。終わったら連絡するけど・・・午後とか夕方にね」
ナミから連絡があったのは17時だった。
迎えに行き、二人で近くのコーヒー店に入った。
「少し時間がかかったみたい。あと麻酔から起きてから目眩が酷かったから横になって休んでいた。はい、これ領収書。」
「いいよ、領収書なんて。まだ目眩する?何ならタクシー使う?タクシー代出すから」
財布から一万円札を出して渡す。
「あっ、ありがとう。助かる(涙))」
「もう会わない方がいいのかな?オレの本位ではないけど・・・」
「一つ聞いてもいい?こういうところであんまり話したくないんだけど、前も聞いたけど中に出してしない?本当は出した?」
「出していないよ」
「絶対怒らないから正直に言ってお願い!」
「出したよ、中に」
「やっぱりそうか・・・」
「ごめん」
「今年になってだよね、いつも途中で一回休憩してたもんね。そのときやっぱり・・・でも何も言わなかった私も悪いか」
「気がついていたの?」
「おかしいと思ったのは3月くらいかな?下着が汚れていてさ。匂い嗅いだら男のあの匂い。慌ててお風呂入って指を入れたらでてきたんだ。精子が」
「そっ、そっ、それはっ」
「あとね、お腹に出した量だよ。あり得ないよ、あんなに少ないの。それで思ったんだ。中に出しているんだなって。」
「・・・」
「言わなかった、いや、言えなかったよ。そのことを話したら○○さんとの関係も終わっちゃうもん。月のお金、正直あてにしていたし、まんざら気持ちよくて楽しかったし。そっかー、そうだよね。今年○○さんに会ったの10回?11回?それ全部中に出されてたら妊娠するよ・・・」
「どうする?」
「さすがに今月は止めよう。でもまた会うのダメかな?」
「許すの?」
「ちゃんとルール決めよう。生はもう絶対ダメ。それを追加して」
おしまい