とある合コンの日。
デパガに混じってとても可愛い娘が。
二十歳、後で判った事だがK学院大学の女子大生。
どうも視線を送ってくる。このところ結構モテていた私は少々自惚れて、
二人でどこか行こうか、と誘い水。果たしてOKが出てとあるホテルの一室。
先に浴びるね、と私は財布を警戒しながらシャワー。すると、ガラス張りの浴室越しに洗面所の鏡を通して彼女がビールを注ぐのが見える。その時、その手元に小袋が…
そういうことか。
横目で確認。
ああ、入れてる、ね。
さあ、どうしようかな。
素知らぬ振りで上がる。
ああ、ビール入れておいたわ、飲みましょう、だと。ほう、俺はこっちのグラスを飲む訳ね。
あ、リモコン取ってくれるかな…
一瞬の隙にグラスを入れ替え。
カンパーイ、
あれ?味おかしくない?
ととぼける。
そうかしら、
と彼女も飲む。
気のせいかな?
まあ、一気に。
おかしいのは君のグラスだよ、と心で囁きベッドへゴロン。
ああねむい、とさりげなく。
続きはまた。