「やぁ、元気だった?」
「はい。…指名、ありがとうございます」
「この前約束したからね」~省略~
残り20分。
正常位素股。
前回と同様、偶然を装って亀頭挿入。
「あっ、また。もうやめてください」
「この一ヶ月、指名何本取れた?」
「…5本です」
「大変だね。オレでよかったら毎回でも指名するから、ね?」
「………分かりました。でもお願いですから避妊してください。今日、危ない日なんです」
少し涙目。
「…前のことで信用ないかもしれないけどさ、絶対に中で出さないから」
「………」
無言。いける!
残り3分。
ドビュッ、ドピュッ。
3脈を中に発射。
残りは腹へ。
………
下着つけながらしばしピロートーク。
「あの、ありがとうございます。私、今日も中出しされるんだ…って諦めてました」
「こっちこそ、この前は御免ね。もう中出しなんてしないよ。指名もずっとするからね」
「ほんとうに、…ありがとう」
嬢の方からギュッと背中に手を回してた。
お別れの短いキス。
「じゃあ、またね」
………
それ以来、再びその店に行くことはなかった。