そろそろ還暦のマッサージ師です。
たまに出張依頼があり、自宅や宿泊先へ伺うことがあります。男性施術者を招くわけですから、若い方よりも中高年の方の割合が多く、男女比は意外に女性の方が多いです。
今日は、ここ数ヶ月定期的に呼んで頂いている75歳の女性の話です。
一人暮らしのその方は、知人の紹介でご縁をいただきました。初回、二度目ぐらいは狭いベッドの上でも、不必要に相手に身体を密着させないように、細心の注意を払いながらの施術です。
三度目ぐらいになると、互いに少し気心も知れると言いますか、心のハードルがちょっと下がります。
そうなると、つい気が緩んで身体の密着度が少し上がってしまったりします。膝や腿が当たる程度の事ですけど、少し緊張される方もおられます。
今伺ってる仮にAさんは割と平気らしく、よく寝てしまわれる事が多いです。そうなると余計雑な心配りになり、狭さにかまけてつい楽な格好で、相手の腕を自分の腿に乗せて揉んだりします。
ふと、股間に近い腿の上にあった、Aさんの指に力が入った様な気がしました。寝ぼけてたのかもしれませんが、それが引き金になって、急に目の前にいる、パンツの上に膝丈のTシャツ一枚しかつけてない老婆に女を意識してしまい、股間に血が集まってきました。