妻の友達。妻と結婚して以来20年になるので付き合いは長い。
たまに食事します。僕が若いころは「妻の友達」という遠慮もあってか
あまり話せなかった。ここ数年は3人で会っても打ち解けるようになった。
おととし仕事の関係でモンシロチョウの卵が必要になった。春、僕は
近所探し回ったがみつからない。農家の畑もキャベツ畑はみつからず、
妻の友達にtelで相談した。
K(妻の友達)「うちに少しだけどキャベツつくっているからこない?」
僕は休みに車をとばしてご自宅までうかがった。卵は手にはいった。
どうしようか僕は迷った。彼女は人妻。でもお礼もしたい。
僕「よろしかったら少しお茶でも?」
k「そうね。じゃあ知り合いの喫茶店がある。」
僕の車で街道沿いの小さな喫茶店に入った。鉢植えの直販も兼ねている
不思議な店で店内は鉢植えでいっぱい。ふたりで話をした。彼女が10以上も上
話が途切れるとさりげなく 話をつないでくれる。楽しいひと時が流れた。
(こんなきれいな人だったんだ)(なんて気遣いのできる人なんだろ)
話しながら考えた。別れ際携帯番号を教えた。僕「気軽に電話してください」
後日電話があった。他愛もない話をした。その後何度か電話でやりとりした。
時間は必ず夕方5時ごろ。職場で。それ以外はかけてこなかった。