今、ヤクザの奥さん(58)と関係してます。いろんな意味で離れられなくなっています。
僕は建築関係の仕事をしています。ある会社の仕事をしたのですが、その会社を設立したのが、この辺じゃかなり有名なヤクザの方。
その方自身は7年も前に亡くなっていて、僕もあったことがない。未亡人である奥さんが社長になり、後を継いでおります。
最初の仕事で、僕のことを気に入ってくれて、その会社の担当になりました。ヤクザの会社と聞かされたのは、その後の話。けど、ごく普通の会社です。
社長さん(58)は普段はとても温厚な方。でも、怒り出すとさすがヤクザの女房。歯止めが効かない。ハスキーな声で威圧されます。
身長は低く、美人でもない、ごく普通のおばさんです。着るものは派手です。
今年の初め、娘が結婚して家を出て、豪邸に社長一人で暮らすことになりました。家の雑用をしていた娘がいなくなり、
話しやすい僕が時々呼ばれるようになりました。最初は雑用だけでしたが、カラオケ、山登り、外車の運転手、いろいろと付き合わされました。
ただ、食事はいい物を食べるので、全然イヤではありませんでした。
あるイルミネーション会場に連れて行かされた時。
もちろん夜です。人が多く、暗いし、起伏のあるコース。はぐれると困るので、社長と手を繋いで歩きます。
巡ると、最後にメインの大きなイルミネーションがあって、とにかくここに人が多い。人混みに押されて、社長を見失いそうになります。
仕方ないので、社長の肩に手を掛けて掴みます。それでも人の流れは強くて、最後は半分後ろから抱き締める格好になってしまいました。
ただのおばさんとかお母さん、そう思ってました。ただ、何回も連れ出されていたから、少し違った感情が生まれていたのかも知れません。
体が密着すると、少しおかしくなり、更に抱き寄せてしまう。後ろ髪と僕の頬が当たるくらいに、いや、もう顔と顔を寄せあってました。
会場を後にして、社長宅に向かいました。社長は前を向いたまま、いろいろと考えている感じがします。気まずかった。
家につきました。僕は、車のキーを返して帰るつもりでした。「ちょっと入っておいで。」と社長に言われました。
いつもは応接間に通されることが多いのですが、食卓に通されました。「お風呂入って帰り。」と、社長が壁のリモコンを押すと、
お風呂場の方からお湯が出る音がします。わずかな時間で入浴が出来るようになりました。
社長がバスタオルを持ち、風呂場に通されました。「私も入るわ。背中流して。」と言われ、動揺します。「社長も入るんですか??」と聞き返しました。
「ええから、入り。」と少し声のトーンが変わったので、これはもう従うしかありません。
デカい風呂場でした。遅れて、社長が入って来ます。少し心配してた刺青はありませんでした。
しばらくして、「背中流してや。」とイスに座る社長さん。タオルで洗うのにも、かなり気を使います。興奮など二の次です。
変わるように背中流してくれました。なんだか、気が引けました。
浴槽に入ると「泊まっていくか?どうや?」と言われました。泊まるということは、そういうことです、バカな僕でも分かります。
相手はヤクザの女房。僕も、その辺の知識はあります。僕くらいで相手がつとまるのか?出来るのか?と考えます。
もう「はい。」と言わざるおえませんでした。