高校1年の16歳の冬。
その当時はまだ、携帯よりもポケベルを
持っている同世代が多い時代でした。
ポケベルの番号割りは
家の固定電話と同じで、同県に住んでいる人の
頭3桁?4桁?は同じで適当な番号で
「メル友になりませんか?」とメッセージを送ると
3割は女子高生や女子大生と繋がり
そこからやり取りをして、デートをしたり
付き合ったりする事が流行っていました。
私も、何人かの女の子とやり取りをした結果
貴子と言う最寄駅から電車で1時間離れた市に住む
商業高校の同級生と意気投合。
1~2ヶ月メッセージのやり取りをした後
部活が休みの日曜日に会う約束をしました。
田舎なので、1時間に来る電車は数本。
私はどんなかわいい子が来るのかドキドキしながら
改札を出てくる貴子を探しました。
部活帰りなので、制服で行きますと聞いていたので
制服姿の女の子を探していると
背が高く、かなりがっちり目なぽちゃの
女の子が改札から出てきました。
おかずクラブのゆいPにそっくりで
物凄くぶっとい太ももに
ブレザーの下のセーター越しに見えるデカ乳
出っ張ったお腹、、、
普段は校則が厳しく履かないであろう
ルーズソックスを履き、背伸びをして
少しでも今時に見せようとしてきた
貴子の姿がありました。
しかし、私は可愛らしく清楚な女子高生を
想像していた余り、大きなショックを受け
しかも太った女の子と一緒に居るところを
知り合いに見られたくない思いが先に立ち、挨拶も早々にママチャリの後ろに貴子を乗せて、カラオケに直行しました。