最初は寝取られコーナーに書こうかと思った。だが、スワップかもしれないとも思った。しかし、最終的には、このコーナーを選んでみた。
俺(現在40)が、その「隠れた性癖」に直面したのは、忘れもしない大学2回生の初夏だった。
その時、俺は当時付き合ってた彼女と、落とした科目の体育の補講に出ており、周囲には俺と彼女と同じように、補講に出席しなければ、単位を落としてしまう連中が6~7名いた。その中で女は俺の彼女だけだった。
補講の科目はテニスだった。講師がテニスの基礎などを交えながら、ラケットの持ち方、ショットの打ち方などをレクチャーし、それぞれペアになってテニスの練習をしている時に、突然、空からまるでスコールのような豪雨が降りだし補講自体はいったん中止。すぐにテニスラケットなどを片付けたのであった。
だが、忘れもしない。その時、俺の彼女は白の上下のバスケットボールのユニフォームのような運動着を着ていたのだが、豪雨のせいで中のピンクの下着の上下が、まるまる透けて見えてしまい、周囲の男からの注目を集めていた。
それを見ていた俺は、本来、正常な男なら不快感を示すのだろうと思う。だが俺はその現象において不思議と「興奮」を感じてしまった。
これが俺でさえ気が付いていなかった、俺の中に存在していた隠れた性癖との最初の出会いだった。
それからずいぶんと時が過ぎた。
これは俺が27歳の頃の話しではあるが、当時の俺は大学時代に直面した、あの隠れた性癖という存在も全く頭の片隅にもなく「健全な」男として生きていた。
そしてこの時に、今の嫁となる4歳年下の「美樹」を高校時代の親友の紹介で付き合う事になるのである。
俺の親友をTとしておく。Tの交際していた彼女が、美樹の親友であり、俺たちは程なくして親友同士が、同じ親友同士と付き合っているという、きわめて身近な家族同然のような付き合いを始めるのは自然の成り行きだったと思う。
この2つのカップルは、海に行くのも山に行くのも、カラオケに行くのも、家で鍋パーティーをするのも、いつも4人一緒だった。
それだけ同じ共通の時間を過ごしていたという事もあり、俺は不可抗力でTの彼女の胸の谷間、パンチラといった類のものを目にする機会も多かった。そしてTも、美樹のそういった類のものを目にする事も多かったと思う。
また、、大學時代の隠れた性癖が復活した瞬間でもあった。Tが「美樹ちゃん、なんだかんだパンチラ率高いwww」とふと言った事に、俺は不快感ではなく「興奮した何か」を感じたのである。
それから俺と美樹は3年の交際を経て結婚した。俺が30歳、美樹が26歳の時であった。
美樹は交際当時から、結婚当初に至るまで、ごく普通の女だった。
ショートヘアではなく、ロングヘアが好き。短いスカートよりロングスカートの方が好き。Tシャツとかよりもブラウスの方が好き。身体のラインが出る服装は基本好まない。
こんなどこにでもいる普通の女だった。
だが、俺は自分の中にある「隠れた性癖」をはっきりと自覚し始めたのもの、ちょうどこの結婚した時くらいからだったと自分では認識している。それにはハッキリとした原因が存在していた。
実は、俺には親友Tの他に、親友Yという人物がいた。
この親友Tが高校時代の同級生であるのに対し、親友Yは大学時代の俺の当時の友人のつながりで知り合った男であった。
Yという男は、一風かわった性癖を持っている男であって、本人はその性癖を満たす為に犯罪行為、めいわく行為に走る男ではないが、ただただマニアックなジャンルを好む人物であった。
Yの家に行くと、いつも盗撮系の動画や画像を集めているという事もあり(俺も男なのでこのジャンルは一つの面白いジャンルだと思ってはいたが)俺とエロトークをする時は、いつもYの話が主体となっていた。
そんな時だった。酒を飲みながらYと語り合っていた時、俺は今ままでやったことのない、一つの行動をしてしまったのである。
それは、俺がYに対し、一枚の写真を見せてあげた事から全てが始まった。
その写真とは、俺と美樹が二人で海に行ったときの話。砂浜に座り、麦わら帽子をかぶり、笑顔でピースサインを向けている何気ない美樹の姿であったが、この時、美樹は気が付いていたんかったが、青色で花柄のワンピースの中から、白いパンツが見えている写真があったんだ。
俺はなぜかその時、(きっと酒の勢いもあっただろう)Yに、「こういうの好きだろww」とまるで自慢するかのように見せてあげたのである(こういった行動をとったのはコレが初めてであった)
するとYの反応は「おおwwww すげwwwww」と、俺の予想を超えて喜んだのである。
Y曰く、「こういう生の写真って撮ろうとすると、犯罪wwwになっちゃうんだよwww うらやましいなぁ!!!」と狂喜乱舞していた。
それが原因で俺の中にあった「隠れた性癖」が「顕された性癖」へと変化した瞬間でもあった。
それから俺は、美樹という自分の妻を主体に、顕された性癖を満たす為に、「美樹に察知されないよう」細工をしていく俺の姿があった。
例えば、美樹が服を買う。と言った時、俺がインターネットであれだ、これだと調べて「これなんかいいんじゃない?」「こういうのは似合うと思う」と言いながら、わざと身体のラインが出るタイトなワンピース、中に何かを着こまず、そのままだと下着が透けそうな衣服。そういったものを全体的に推し始めている俺がいた。
美樹も「ええー、こういうのあまり好きじゃないんだけどな」と乗り気ではなかったようだが、俺が「買ってあげるからw」という自分の財布から出費しなくていいというところに踊らされたのか、そういった服装を選ぶようになっていった。
案の定、現物が家に届いてから試着してみると、「むりむりwww めちゃ透けてるしwww」と拒否反応を示していたが、その都度、俺の「誰もみてねーよwww 透けてないってww」という強引な押しに美樹も負けてしまい、最初の頃はしぶしぶではあったが、せっかくなので買った服を着て俺と一緒に外に出る事も増えていった。
俺は美樹に対し「見えてないって」「透けてないってwww」と言うが、あきらかに階段を上るときとかに尻からパンティラインを作っていた。明らかに前かがみになった時、胸の谷間を見せていた。そんな美樹を見て、俺は(他の男もきっと見ているんだろうなw)という、あの性癖による「興奮」を味わっていた。
そして、俺は衣服だけでなく、下着まで俺の好みで選ぶように仕向けていった。美樹はもともと、外見も内面も普通の女なので、家にある下着といっても、ピンク、黄色、薄紫、そういった「清楚系」のものしか持っていなかった。
それに俺が介入する事になり、俺はいかに「パンチラ映え」する商品しか選ばないので、青、オレンジ、エメラルドグリーン、アロハシャツみたいな派手な花柄、赤!そういったバリエーションのものを選んでいた。
衣服の時と同じよう、美樹は「こんなんつけてどうするんwww」と口では言うが、俺の「俺はこういうのがスキなんだよwww 俺にしか見せないんだからいいだろwww」という押しに負けて、そういった類のものも着用してくれるようになっていた。
つまり、少しづつ、、俺の色に染めていっている俺がいたのだった。いいかえれば洗脳といってもいいかもしれない。
同時に、俺はそんな「俺好みの服」を着てくれる回数が増えた美樹と、夫婦でデートの回数も増えていった。一見、仲睦まじい夫婦にも映ったと思う。だが俺は、隠れた趣味として美樹の写真を撮るときに、わざとパンツが見えるような感じで撮影したり、ややセクシー路線での撮影をやっていた。
そんな行動にも美樹は「なんか変じゃない?」と言ってきたが俺の「夫婦なんだし俺しか見ないんだからいいだろwww 楽しいんだよwこうやって撮ってるのがww」という押しに流されていた。
美樹もだんだんと、俺の隠れた性癖に気が付いてきている頃だと思ったが、「夫婦だし別にいいだろ」という部分においては、「ま、いっか」と思ってくれてたようなフシがある。
結果、俺が30歳、美樹が26歳の時に結婚し、少しづつ始めていったこの趣味も、俺が33歳、美樹が29歳になる頃には、美樹もまったくの別人(外見が)になっていた。
既に書いたが、美樹は短いスカートより、ロングスカートのほうが。。。というくだりだが、この頃からの美樹は、タンクトップ、リブカップTシャツ、デニミニ、ショートのフレアスカート、タイトワンピース、そういた類のものを、「俺の前では何も言わず」着用してくれるようになっていた(一人の時とか、女友達とランチ行くときとかはいつもの美樹だった)
ここまでなら、言っても「夫婦だけの行為」で終わらせれたと思う。だが俺は、この撮影した写真などを、ほとんどYに対する自慢の為に使用していた。
美樹のパンチラ写真を見せたYは、いつもと同じように狂喜乱舞し、俺に対してその謝礼ではないが、食事をおごってくれたり、いろいろと便宜を図ってもらっていた。
俺からすれば、これほど楽なものはなかった。Yから色々便宜を図ってもらえるし、なんだかんだ美樹を着せ替えてパンチラ撮影してるのも楽しいし、なによりあの「顕された性癖」による興奮を体感する事が出来たからである。
そしてYからの注文もハードなものへと進化していった。最初は画像ではなく動画を撮ってくれという要望であり、これは美樹が寝ているときにコッソリとパンチラとか胸チラを至近距離で撮影したものを提供していた。もちろん、こんな危険を冒している以上、Yからそれなりの謝礼をもらっていた。
そしてさらには、美樹が着用した使用済み下着も提供するようになっていた。そもそも、美樹が買った下着類は俺が以前にネットで美樹と一緒に注文したものばかりである。
予めダミーで新品のものを買っておき、それと使用済み下着を入れ替え、それをYに販売するのである。もちろん証拠の為に美樹が着用している時の写真を合わせてのことだった。
それらを手に入れたYは、「ちょっと我慢できないwww 早速使わせてもらうwww」と風呂場へと入っていき、美樹の品々を使って自慰行為を始めていた。俺はその「何か」にやはり興奮をするのであった。
少しづつ、少しづつエスカレートしている俺がいた。パンチラ、胸チラ画像はあたりまえ。使用済み下着の横流し、するととうとう、Yから「ヒロタン(俺のこと)さえよければ、、、美樹さんの性器とか、そういう生の写真を見てみたい。今まで以上の謝礼は弾むから」と真顔で言われあのである。
むろん、その野望も俺はかなえてあげた。方法としては単純だった。ただたんにハメ撮り動画を撮影し、そのハメている部分ではなく、美樹単体がハダカで写っている動画を、キャプチャーで撮って画像にしたものであった。
するとYは、「ここまできたら、もうハメ撮り動画ちょうだいよwwww」と、一気に謝礼の額がハネ上がったのである。
だが、それにはさすがに俺も躊躇した。
そして躊躇した俺ではあったが、むしろ躊躇するがゆえに、自らこんな提案をするに至っていた。
俺「完全なハメ撮り動画・・・か。それはさすがに覚悟いるなぁ・・・。いや、やっぱ動画は無理だわ。。昨今、流出とかもあるし、Yはファイル交換ソフトとかもやってるだろ。。そこでなんだが。。。」
Y「なに・・?」
俺「だったらいっそのこと、ハメてるところ覗くか?そのかわりフタケタもらうけど。。それでいいなら」
Y「フタケタか。。。よし。わかった。どうやってするの?」
なぜこんな事を俺のほうから提案したのか。それは躊躇があったからだ。
動画とか、そんなこざかしいものではなく、いっそのこと覗き。そしてフタケタの謝礼。
それくらい、「度を越した方が」俺の躊躇する感覚を吹き飛ばせると思ったんだ。
もちろん自分のやっている行為に自問自答する事もあった。正常ではないな。と認識もしていた。
だが、俺の顕された性癖は、それら理性の制御をゆうに超えており、なんだかんだと理由をつけて、謝礼をもらいながら、自分の中の性癖を満たすという事から脱却できずにいた。
ここまでのYとの話では、10万以上の謝礼をもらう。そして美樹との性行為を気が付かれないように覗かせる。というところまで話は進んでいた。
だが、なぜ俺がわざわざココにこの記事を書いているのか、、というと、今思えばこの時の俺の行動、言動を自分でも信じられないが、この話の流れを上手に偽装して」美樹本人に伝えてしまったのである。
(つまり変態であるという事)
「目の前でパンツ脱いで、それをくれたら10万払うっていう奴いるんだけど、お前、どうおもう?ww」を冗談という皮で包んだ上で提案してみたんだ。
俺の魂胆としては、①Yの部屋に美樹と二人で訪問する ②一緒に酒を飲んで美樹を酔わせる ③じつは前回の話は、このYからの提案と発表する ④目の前に現金の10万を見せつける ⑤俺自身が、「10万だぜww いいんじゃない?w」とけしかける。 この5ステップがあれば、美樹はやってくれそうな、そんな実感があったんだ。
そして5ステップが無事完了したら、⑥フェラシーン見せてくれたら〇〇万 ⑦挿入シーンみせてくれたら〇〇万と値上げしていき、結果としてYの要望を応えれたら、俺自信の宿願でもあった、「人に見られながら最愛の妻を弄ぶ」という野望をかなえれると思ったからだ。
ただ俺は、人生で一度だけでいいから、見られた状態で妻を抱いてみたいという「明確に表された性癖」をかなえたかった。Yからの謝礼なんてどうでもよかった。
そして、、俺はその話をする為に、美樹を呼んだのである。