初めて垣間みる世界。
そこには私の望んだ何かがありました。
確かな何かはまだ解らずとも、求めていたものはそこにあったのです。
望まない抑制を自らに強制し、気づかぬ間に数年間蓄積させた罪だったのでしょうか。
ドア・ノックの向こう側で初めて会う殿方たちの肉竿を口いっぱいに頬張る自分。
お部屋に入る前の殿方を淫らなポーズで誘い込む自分。
ですが、正確に表すならば
それらは殿方ではありませんでした。
そして殿方と思しきもの以外にその場にいたのは
性の楽しみを覚えつつある自分…
30分後ほどのことでしょうか。
脂ぎった薄毛男性の汚く匂い立つ欲棒を夢中になって頬張っていました。
もじゃもじゃして出っ張った大きいお腹に顔を埋める。
幾度となく肉竿から口腔に放たれる雄の香り。
乳首を刺激する硬く射切りたった肉の欲棒。
口いっぱいに広がる柔らかひ陰嚢の感触。
それら全てを舌と唇を使って楽しんでいました。
「…ナニカガホシイ」
そんな私の何かがおかしくなりそうな
私の何か大切なものが崩壊する直前
「そろそろゆっくり楽しみに行こうか…」
その一言が不確かな私の方向性を確かなものにしたのです。
下品に振る舞うことがこんなにも甘美な行いとも気づかずに。
人であることを捨てた行い。
病みつきになるガニ股姿勢。
脱糞を凝視されることに陶酔するワタシ。
二つの肉壷をエグられ、かつ摩擦される悦び。
そして…獣のような咆哮。
この夜を境に…
私は人間を辞めました。
全ては肉欲の虜と化して…
続きます。