ナンネを毎日巡回していますが、こんな名作を見逃していたとは…
しかし、そのおかげでプロローグからエピローグまでまとめて読むことが出来ました。
読み進めるにつれ、作品世界に引き込まれて一気に読んでしまいました。
てっきり、ハッピーエンドと思っていたら、こんな結末になるとは…
さて、エピローグの問いかけへの私の答えですが、
前後の状況から考察すれば、ようこさんは妊娠している事実をお見合い相手に打ち明けた上で結婚したようですね。
ようこさんが堕胎を選択しなかったのは、〔トモ〕さんを信用し切れなかった自分への罰、或いは、〔トモ〕さんへの贖罪といった意味でしょうか。
だとすれば、すべてを受け入れた上で、ようこさんを娶った男性こそ「人物」と見るべきでしょう。
そんな「人物」に嫁いだようこさんが現在、不幸である筈もなく、最早〔トモ〕さんが抱きしめる事はかなわない存在なのだと思います。
追いかけなかった〔トモ〕さんが正解だったと思います。
※元投稿はこちら >>