今回はエッチな描写はありません。これを見てくれる方、「続きをお願いします」とレスして下さった方には退屈かもしれませんが…てな訳で最終回です。
先日、ようこさんに初めて中出ししてから数日が経ち…「1回だけの中出しじゃ妊娠はするのかな…?」と思いつつ、彼女に何てプロポーズしよう…と、うかれていました。しかし、さらに数日がたった頃、ようこさんの態度が180度変わり口も聞いてくれなくなったのです。デートに誘っても「忙しいから…」と断られ…何がなんだか…どうなってんだ!?ある日、直子先輩から「ねぇ、知ってる?私達がデキてるって噂」「何それ!?」よく聞くと、私と直子先輩が付き合っていて「一緒にメシ食べてた」「ラブホに入るとこ見た」とか根も歯もない噂が私の知らない所で会社中に広まっていたのです。「何で、そんな噂が流れてるの!?」と直子先輩に聞くと「私も友達に問い詰めて聞いたけど教えてくれなかった」私は同僚に「オレと直子先輩の噂の事知ってるだろ?誰がそんな噂流したか知ってるか?」「あぁ…知ってる。お前には気の毒で言えなかったけど…あの噂は、ようこ先輩を狙ってる後輩が流してるらしいぜ」私は愕然とした。先日、ようこさんと話して直子先輩との誤解がとけたばかりなのに…それからは、ようこさんと話し合いたい一心で電話してみても取り合ってもくれません。私は誤解だと知って欲しくて、直子先輩や同僚に聞いた事を手紙に書き彼女の下駄箱に入れておきました。彼女は冷たい表情で手紙を持ってきて「何これ?」「読めば分かるよ」「何にもしてなかったら、あんな噂流れないでしょ!」「とにかく読んで。少しでも理解してくれたら話し合おう」彼女は職場に戻りました。私も仕事に戻り…用件があり、彼女の部署へ行くと彼女と噂を流した後輩が仲良く話しをしている。私の中で何かがプツリと切れました………私は直子先輩の所へ行き「変な噂に巻き込んでごめんね。今からケジメつけるから…」そう言い残し彼女の部署へ行き、彼女の目の前で後輩を殴り付けました。私はキレると笑いながら殴る性格みたいで…散々殴った後、私は笑いながら今度は職場にあるパイプ椅子を手に取りさらに殴り続けました。私の奇妙な行動にビビって誰も助けに入らず…私はさらに殴り続け、後輩の顔は誰か分からない程パンパンに膨れ上がり、周りが血だらけになった所で同僚がやっと止めに入りました。私は彼女に向かって「おいっ!オレとコイツ、どっちを信じるんだよっ!」彼女は私の行動にブルブルと震えるだけで喋る事が出来ません。私はその場で辞表を書き会社を辞め、これが彼女との別れになりました。
その後、同僚と直子先輩から話しを聞き、後輩が流した噂話が嘘だと言う事が皆に分かり後輩も会社を辞めたそうです。すべてを知ったようこさんは私の所へは戻りませんでした。それもそうです…あんな狂った所を見たら怖くて戻れません。その後ようこさんは、お見合いをして寿退社したそうです。聞いた話では、お見合いの時点でようこさんのお腹にはすでに子供がいたそうです…
それから20年経った今でも、ようこさんとの思い出は昨日の様に思います。会社を辞めた後悔はしてませんが、あの時ようこさんと話し合っていれば…それ以来、私は何人かの女性と付き合ってきましたが、ようこさん以上に相性が合う人とは出会えていません。あの時の私は、若さだけで突っ走っていたのでしょうね……………
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