唇と唇が触れた
軽いフレンチキス
一瞬、身を硬くしたので直ぐに唇を離し久仁子の顔を見つめる
太腿をさするのを止めて手を握る
「お義母さん、今日お酒飲みました?」
え、という表情をした久仁子が
「もしかして、匂った?歯磨きしたんだけど、、」
陽介はそうじゃないよ、という風に少し笑いながら
「お義母さん、酔った勢いで言ったのかと思って」
右手で久仁子の左手を優しく握りながら問いかける
「うぅん、それは違うわ、、、ようちゃんからその話を聞いてからずっと考えてたのよ」
陽介の顔をジッと見て答えた
「確かに浮気はいけないことだけど、、、でも、男の人にとってその状態は辛いんでしょう、、だけどアタシから聡美にへんなこと言えないし、、だったら、、」
そこで言葉が途切れた
「だったら?」陽介がさらに問いかける
「だったら~、、、アタシでなんとかしてもらえば、、いいかな?って、、、恥ずかしいわぁ」
久仁子はまた下を向いたが、今度はそのまま陽介の胸にもたれ掛かってきた
陽介の顎の下に久仁子の髪の毛がある
「ありがとうございます、お義母さん、、俺、超嬉しいですよ」
「、、、でも、一つお願いがあるの」
ゆっくり久仁子が顔を上げて言った
「なんですか?」「あのね、、久しぶりだから、、優しくして、、、」
恥ずかしそうな笑みを浮かべている義母がなんとも言えず可愛らしくて堪らない
「お義母さん、、、」久仁子の唇に吸い付いた
今度は薄く唇を開け、舌を差し入れる
久仁子も舌を絡めてそれに応える
「む、、ふぅ、、、」
「あ、、ん、、」
くちゅ、、くちゅ、、
2人のくぐもった声だけが部屋の中に響いていた
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