ただ、家には呼んでも泊まらせるほど許せる気持ちもなく、駅前の
シティーホテルを予約し、そこに泊まるように連絡したのです。そ
して母がうちを訪ねてきて、妻や娘と会いました。四国を訪れた際には
には恨み言のようなことばかり言っていた母でしたのでその点が気になっておりましたが
になっておりましたが、母なりに気を使ったのか前向きなことばか
り話していたのが救いでした。
ところが夕飯を一緒に食べ、母をホテルに送っていく車中で彼女の本性
本性が現れたのです。ずっと自分を抑え我慢していたのでしょう、
私の今の幸せな生活を羨み、自分の悲惨な日々を愚痴りだしたので
す。受け流して聞いていたのですが、「あなたのお父さんがどうし
ようもなかったので、私は不幸な目にあうことになった。子供なん
て欲しくなかったし、はっきり言ってあなたが生まれてきたのは誤
算だった」と。私の中で抑えていた何かがバチンと音を立てて壊れ
たような感じがしました。気づいたら「こっちだってあんたから望んで
んで生まれてきたわけじゃないよ!」と怒鳴り返していたのです。
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