翌朝。母が僕を起こしに来る7時40分。時間通りに、階段を掛け上がって来る音がします。
それは長年聞き慣れていて、母のスリッパの音です。そしてドアノブが握られ、扉が開きます。
「起きなさいよっー!」
いつもの元気な母の声でした。しかし、すでに起きていた僕の布団は盛り上がっています。
「うーん。」と返事をすると、僕は盛り上がっていた布団をめくります。
その時の母の顔は、今でも忘れません。
「なにしてるのぉー?!」
母は、目の前のことがすぐには理解が出来ないようでした。
息子のパジャマの胸は肌け、下には何も履いてなく、そしてそのお腹にはベットリとした液体がついているのです。
母の脳が、「オナニーをした後。」と言うのを理解するには、しばらくの観察が必要だったのです。
「マサフミー?。。大丈夫ー?。。」
母はその姿を見せられたことよりも、そんな行動を起こした僕の心配をしてくれました。
そして、ティッシュを数枚抜き取ると僕のお腹へ落とし、部屋を出ていってしまったのです。
起きて食事をしますが、母との間に変な空気が流れていました。
お互いに言葉も発せず、テレビの音だけがリビングに響きます。
母もショックだったと思います。昨日、せっかく話をしたのに、その結果がこうなのですから。
しかし、僕は違いました。引き下がる母の姿を、昨日見てしまったからでした。
今まで敵わなかった人に、「勝てるかも。。」と変な自信を持ってしまったのです。
翌日もそれは続き、更には母のやって来る時間まで、チンポは擦られ続けました。
母の足音を聞き分けると布団はめくり上げられ、チンポは最大限にシゴかれたのです。
「もう、やめてよぉー。。」
その瞬間を目の当たりにした母は、僕に声を掛けることもなく、この部屋を去るのです。
そして、数日後。僕と母の間で、あの契約が交わされることとなります。
母が悩んで考えた最上級の譲歩が、あの契約でした。
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