二人の間では娘の預かり知らぬところで何かが始まっていたんだと思います。
彼氏がうちへ来る頻度が増えてきました。
というのも、彼氏が私が娘に作るお弁当が好きで、よく彼氏のお昼代とトレードしているらしい。
それなら量も女の子用だしちゃんと作ってあげるからと、時々作って持たせてあげました。
毎日だと負担がかかって彼氏が恐縮するだろうからと娘が言うので、まあ、それもそうかと三日に一角くらいのペースで…
あとは、前の晩に大量に作ってしまったからとイレギュラーで持たせたり。
その延長でうちで夕飯を食べたりすることが多くなり、彼氏の来訪が増えていった。
もちろん私は大歓迎!
娘が私の知り合いのパン屋さんでバイトを始めたのも功を奏しました。
二人でいる時間ができてきたから。
うちで待機していた彼氏が終わる頃に迎えに行って皆で夕飯を食べる展開ですね。
うちの方が学校に近いから、彼氏がうちへ先に来たりするのはおかしくはない。
私との関係が良好であれば。
娘もいわゆる彼女の母親としてうまくつきあってくれるなら全然問題ない。
私が彼氏を気に入っているのも喜んでいるようでした。
あくまで母性的にかわいがってくれてると思っていたと思います。
私達は娘がいる時いない時と顔を使い分けていた。
別に打ち合わせしたわけではありません。
お互いにそうなることを望んでいたと、今ならわかります。
でも、私から誘惑するというのはさすがに無理でした。
せいぜい隙をみせたりする事が精一杯…
彼氏も内心は彼女の母親を抱けるかもしれない…
そう思い始めていたよう。
きっかけですね、そこまでくると。
そんな折りに二人がちょっと喧嘩をした。
喧嘩というか娘がへそを曲げた程度の事ですが、それでも二人はいちおううちで会ったりはする。
のちにわかった事を踏まえて説明すると、会ってもセックスはお預けだったらしい。
その辺はいかにも娘が取りそうな行動。
彼氏の精神的な浮気云々が理由だったから。
要は彼氏の発言からAVを見て自慰をしてるとかそんな理由です。
娘はそういうところは潔癖だったりするから、彼氏にも自分がいるのに何でそんなものを見るんだと積めよったとか。
若いんだしそれくらいは大目にみてあげたら…
なんて思ったりもしますが、結局この一件が引き金になるわけですから、娘としてはなんとも皮肉な結果になってしまった。
「きらちゃんママ、ストッキングスゴい似合いますね…」
いつもの娘がバイト中の時間、ちょっと所要で外出先から戻った私の脚を見て彼氏が言いました。
あんまりきっちりした外出着を見たことなかったせいかもしれないし、娘からお預けをくらって溜まっていたのかもしれない。
本当にポロっと本音が出てしまった言い方でした。
娘は私をおかあさんと呼びますが、彼氏はきらちゃんママと言う呼び方をしてました。
娘の前でそう呼んでいたのをそのまま流用した感じですか。
「えっ、そお…?」
私もちょっと生々しい発言にドギマギしながらも普通に答えた。
今でも週二で続けているテニスのおかげか足首はギュッと絞れていてこれだけは自分でも気に入っている。
全体的にも脚が細く見える。
「ストッキングって、ある程度年を取らないとサマにならないですよね、十代の若い子が履いててもそれほどいいとは思わないんです。特に黒系は」
ふうん、そんなものなのか…?
私は男(彼氏)はそういう風に見てるのかと新鮮に感じた。そして彼氏にも告げた。
「若い子の生足が好きっていうのなら聞いたこともあるけど…」
「生足よりストッキング派ですね!」
きらちゃんはストッキング履かないから、また誤解をうみそうだから内緒でと頼まれた。
私が心得てますと言わんばかりにあっさり了承すると、お礼代わりだったのか、私は脚自体も凄く綺麗と褒めてくれた。
容姿を褒められて嬉しくない女はいない。
私は本当にこの少年に自らの体を包み隠さず見せる日が来るような気がしていた。
若さだけは敵わないけど、胸だって娘より全然おおきいのよぅ…
胸が大きな女はいやぁ?
私はその晩、脳内にいる裸の彼氏に問いかけながら自慰に耽りました。
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