笑っている僕らに内心安心したのか、おじさんにも笑顔が見られるようになって、なんだやっぱり冗談だったんだと二人で顔を見合せホッとしたのもつかの間、おじさんの行動は段々とエスカレートしていきました。
ズボンの上から右手だけで撫でていたのが、両手でお尻の肉を揉むように触っていました。
気付かれないようにおじさんの表情を伺うと、口角は上がっていましたが、目が危ない感じでした。
もう1人の同級生の顔をチラッと見ると、完全に真顔になってしまっていました。
それを見た僕も不安になり、段々と異常な雰囲気を感じ始め、とにかく怖くて怖くて、おじさんが変な事を止める事を黙って祈り続けていました。
お母さん、お父さん、ここに来て。助けてと。
おじさんは少し上半身を起こし、キョロキョロと周りを見渡す仕草をし、人気がない事を確認すると触られていた同級生のズボンを下げました。
ニヤニヤしていた顔から、突然驚いた表情に変わった同級生は、僕らの真顔を見ると、今どんな状況であるのかを初めて理解し、みるみる青ざめていきました。
おじさんは無言で四つん這いの体制のまま恐怖で固まっている同級生のズボンをズルズルと膝まで下げました。
僕ら2人はターゲットになってしまった同級生に何も出来きず、自分じゃなくて良かったと思いながら、ただただこの状況から早く抜け出したいと心の中で祈るだけでした。
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