ショウ君は私の言う通り、オナニーを始めました。
しかし一度落ち込んだ気持ちや、カメラを向けられているという緊張のためか、
萎えたショウ君のペニスはすっかり反応が鈍くなっていました。
それでも健気に、ショウ君は己のペニスを扱き続けました。しかし焦れば焦る程
に悪循環へ陥ってしまったのか、いつまでたっても彼のペニスは半勃ちといった程
度に留まっていたのです。
「だめだよ・・・やっぱこんなんじゃ出来ない・・・」
しばらくして、ショウ君はついに根を上げる様に言ってきました。
しかし私としても、せっかくショウ君が従順に従ってくれている中、そう簡単に
諦める気にはなれませんでした。
「じゃあ、ちょっとだけ手伝ってあげる」
私は一旦携帯を置くと、そのままショウ君の腰へ向け上半身を傾けていき、彼の
不十分な硬さのペニスを口へ含みました。
するとショウ君の下腹や太股に、グッと力が込められてきました。
私はそのままショウ君のペニスを口で扱き、舌を絡め、さらに睾丸を手で優しく
揉み解していきました。限られた時間の中におけるショウ君との密会であるだけ
に、私としても何とか彼をもう一度興奮させるべく、思い付く限りのテクニックを
駆使して刺激を加えていったのです。
「んぅっ・・・あっ・・・」
やがてショウ君から、喘ぐ様な声が漏れ始めてきました。そして同時に、ショウ
君のペニスが硬くそして熱くなっていく感覚がようやく口の中でハッキリしてきた
のです。
「さぁ、これで大丈夫でしょ?」
頃合を見て顔を上げると、ショウ君のペニスは元通りの元気な姿となっていまし
た。
しかし中途半端に終わってしまった私からの行為に、ショウ君は極めてもどかし
そうな表情を浮かべていました。
「沙耶さん・・・」
「だめよ、ちゃんと自分でしなさい」
「・・・・」
ショウ君は観念し、私の唾液でべっとりと濡れた幹を手で掴み、再び自らで扱き
始めました。
すかさず、私はそんなショウ君の姿を携帯のカメラで次々と撮影していったので
す。
「いいわよ、その調子」
「やだ・・・やめて・・・そんなに撮らないで・・・」
カシャ、カシャ、と止めどなく車内に響き渡る撮影音に、ショウ君はすっかり泣
きそうな顔となっていました。しかしそれとは極めて対照的に、カメラが向けられ
る彼のペニスは今やまるでその存在を誇示せんばかりの勢いだったのです。
「撮られながら興奮しちゃってるのは、どこの誰なの?」
そんな私の辛辣な言葉に、すっかりショウ君の瞳は涙で潤み、それでも必死に耐
え続ける様に、ギュッと唇を強く噛み締めていました。
しかしショウ君には可愛そうでしたが、そんな彼の姿を見ていると、私はゾクゾ
クする様な加虐心をいっそう昂ぶらせていったのです。
私は携帯を、カメラから動画モードへと切り替えました。
「ほら、今はもう動画よ。ショウ君のエッチな声まで、ちゃんと録音されていって
るわ」
「お願いだから、もうやめてよ!」
「私に勝手な真似をした罰よ、ちゃんと最後までやり抜きなさい」
高まり続ける欲望の勢いを抑えられないのか、それともこんな恥辱から一刻も早
く解放されたいためか、ショウ君はいっそう無我夢中にペニスを扱いていきまし
た。
「あっ・・・ああっ・・・」
やがてショウ君は、ブルブルと身体を小刻みに震わせながら、背筋を徐々に反り
返らせてきました。
「もう限界?」
「イクッ・・・もう俺・・・!」
ここにきて、私は肝心で重大な事に気付き慌てました。息子も夫もいる私にとっ
て、今乗っているこの車は決して自分だけが使う専用のものではなかったからで
す。
「待ちなさい、こんな車の中で撒き散らかさないで」
「そんな事言ったって・・・!」
またもや寸止めを強いられる事に、ショウ君もさすがに耐え切れない様子でし
た。
しかし私はそんなショウ君に対して、いっそう残酷な命令をしたのです。
「このまま外に出て続けなさい」
「いやだよ、そんなの!」
「私の言う事が聞けないの?」
ショウ君へと厳しい視線を向け、私は抑揚のない声で問い返しました。
そんな私に、すっかりショウ君は青ざめてしまいました。もはや状況は私が完全
に主導権を握っており、ショウ君へと有無を言わさず命令の実行を迫ったのです。
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