翌日、会社では妙に仕事がはかどった。「後三日で仕事おさめだと思うと頑張れる」同僚には言ったが体の芯から自然に熱いものが湧いてきた。家に帰るとこれまでと同じように恵との食事と会話の時間がゆっくりと過ぎていった。いや違う、それまでとは大きく違っていた。目の前にいるのは、妹の恵だが昨日の夜私とひとつの悦楽を分け合った女。言葉以上にお互いの目で気持ちが伝わってくる。そして時間が少しづつ重くなってきた。
「おやすみなさい」
この言葉をいつ言い出すのか、私も言われたときにどうするのか、不安定な時間をやっと破るようにゆっくりと恵はその言葉を口にした。自分の部屋に行こうとした恵の体をそっと抱いた。
「私、もどれなくなるよ」
「恵、あと3日だけ恋人でいたい」
青紫のパジャマの上から恵のふたつの柔らかな乳房をそっと揉んだ。
「あと3日だけ・・・」
また泣き出すんじゃないかと思うほどか細い声だった。首筋からほのかに石鹸の香りがただよった。首筋にキスしながら右手は、恵の中心をパジャマの上からなぞった。立ったまましばらく全身を愛撫していると昨日嗅いだ恵の匂いがした。
「恵の匂いがしてきた」
「ゃだ」
「良い匂い」
ゆっくりと下着のなかに右手をもぐりこませ恵の中心に指を這わせた。蜜が溢れてきた中心部に人差し指をそっといれ軽くかき回した。崩れ落ちそうになる恵を支え唇を交えた。なんでこんなにキスが気持ちいいのか、恵の舌を吸い取り、食べてしまいたい衝動にかられながら長いキスを続けた、その間も指は蜜の中をかき回し続けた。
「うっ」
口を離した恵は、体を震わせながら深い呼吸をした。そのまま、二人で倒れるように、恵の部屋にしている和室の布団の上に横たわった。
「昨日がはじめてだったの」
「えっ?」
「今みたいに、気持ちよくなったの、セックスってあんまりしたくなかったの、心が通じていればそれで良いって。セックスは彼が満足してくれればいいって」
潤んだ瞳で語る恵の髪を撫でてあげた
「朝起きてから、ずっとまたお兄ちゃんに抱かれることばっかり考えてたの・・・でもお兄ちゃんなんだもん」
「俺も初めてなんだ。あんなに気持ちよかったのは、セックスの途中で体が突然発熱してきて・・・何度も」
お互いの着ているものを脱がしあった。体を反転し恵の中心部を舐め始めると。恵も私の物をなめ始めた。お互いにこんなに美味しい物を味わったことは今まで無いと言わんばかりに、貪欲だった。
しばらく、二人で並んで寝てお互いの体の隅々までまさぐりあっていった。私の中心をまさぐっていた恵はゆっくり起き上がると私の中心に愛おしそうにゴムをかぶせた。握ったまま自分の中心部に擦り付けるながら導いた。
「私って、いやらしいよね、自分でこんな格好するなんて」
私の腰の上でゆっくりと体を上下させながら、めぐみが微笑んだ。その微笑みは今まで私のみたどんな恵の表情とも違う微笑み、美しさだった。
「もっと気持ちよくなっていい? 私ばっかり・・・こんなHな妹だって知らなかったでしょう・・・なんで気づかなかったのかな、お兄ちゃんが好きだってことに」
恵の好きなようさせていると、カッと熱くなり私を締め付けてきた。私も体がまた熱くなっていた、腹ばいにさせ、お尻を上げさせると後ろから恵を刺しぬいた。パンパンと音を立て恵の中にすべてを注ぎ込むように打ちつけていった。恵が声を出し、また頂上に上りつめても私は止めなかった。その後恵はすぐにまた上りつめたが、それでも私は、こんなに自分に体力があったのかと思うほど、急なテンポで恵を攻め続けた。
「ぁーあ・・・お兄ちゃん・・・」
恵の締め付けは上りつめるたびに強烈になり、とろとろの肉壺は熱さ増したが私は不思議な高揚感の中で恵と一つになっていく幻覚の中にいた。この体勢になって 6度目か 7度目の頂上が短い間隔で恵を襲ったとき恵は不思議な声とともに気を失った。私もその瞬間にすべてを注ぎ込み恵の背中の上に倒れこんだ。
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