姉貴の部屋にはいると、見た目の色気とは異なり、中学の頃からはまってるキティちゃんのぬいぐるみだらけの部屋でした。
姉貴が昔と何も変わってないことに安心した俺は、
『子供すぎ(笑)もう少し大人になれよ。』って、少し偉そうに話しました。
姉貴は、俺のほっぺをつねり、『うるさい。皮かぶり。』と、下品な言葉で反論してきました。
さすがにむっとしましたが、皮が被っていたのは、俺が小学生の頃の話ですし、あまりのばかな反論に、吹き出してしまいました。(19歳が話す内容じゃないですよね…)
その後は姉貴も笑ってしまい、『もう皮は被ってないよねぇ。また確認させてね。』と、訳のわからない冗談を言ってきたので、俺も『はいはい』とあしらった回答でその日は終わりました。
次の日、目を覚ますと姉貴は既にバイトに出かけていて、愛のない冷めた食パンだけがそこに置いてあったので、それを食べ、近くのゲーセンに行こうと着替えタンスから出そうとしました。
その時、ふと上の段を見ると、黒の紐が見えたので、さすがに気になり、一瞬だけっと、タンスを開けてしまいました。
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