僕も小学校５年の時、見ちゃたんです。見たって言ってもそのものズバリを見たわ
けじゃないんですけど･･･。
　その頃、まだ両親の隣で寝ていたんですけど、ある日、夜中に目を覚ますと
隣にいたはずの両親がいないんです。あたしは、急に不安になって家の中を捜
すことにしたんです。
　居間や台所、お風呂場と捜したんですけど、どこにもいないんです。ふと、
トイレの方を見ると電気が点いていたんです。
「あっ！トイレに入ってるんだ」
と思いました。でも、うちのはどこにでもある洋式のトイレなので、ふたりで
入るにはちょっと狭いんです。
「僕は何でふたりで入ってるのかな？」と思いながら静かにトイレに近づ
いたんです。トイレの手前まで来るとトイレの中から、
「はぁ、はぁ、はぁ･･･ん、んんっ」
と母さんの不思議な声が聞こえてきたんです。あたしは母さんが具合でも悪い
のかと心配になって声を掛けようとすると、
「う、ううっ･･･はぁ、はぁ」
と父さんの声も聞こえてきたんです！
　トイレの中ではギシギシって音とパタンパタンと肌と肌がぶつかっているような
音がするんです。
「あっ、ああっ、いい、いいわ･･･ん、んんっ」
と母さんの喘ぎ声が激しくなってきたんです。あたしは好奇心からその場を離
れることが出来なかったんです。それに股間の辺りがキュンとなって腰が抜け
たみたいになっちゃたんです。
「○○子、そろそろ出るよ･･･」
「ええ･･･」
「出るぞっ！う、ううっ！」
と父さんが一際高い声を上げるとトイレの中が急に静かになったんです。
「全部出たの？じゃあ、どくね」
「う、うん。お前も大丈夫か？ちょっと待ってろ、今拭くから･･･」
「えっ！いいわよ。自分で出来るってば･･･あんっ、また良くなちゃうでしょ」　
　ふたりがトイレから出てきそうだったんで、あたしは這うようにして部屋に
戻りました。
　布団の中に入っても心臓がドキドキして体が熱くて眠れないんです。すると、
父さんが先にひとりで戻ってきて、そのあと母さんが遅れて戻ってきたんです。
「久し振りで良かったわ･･･」
「そうか？」
「うん、ほんとよ･･･」
と母さんが言うとふたりはそのまま抱き合っていました。今思うと、ふたりと
もかなりの便秘で浣腸をお互いにいれっこしてたんだなぁと思います。