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近況となると、それこそ帰郷した時の話でもしましょうか。

ミヤビと中学生、小学校高学年の娘二人を連れて帰郷。
普段の都会での暮らしではミヤビと同郷である事を忘れてしまいますが、帰郷すると故郷が同じ場所である事を思い出されます。
この寒村も過疎化が進み子供の頃に営業所してた床屋、玩具屋、本屋にも人の気配はありません。不自然に山の向こうに大型商業施設だけが目立っており時の流れを感じます。

ではタイトルが変わった風習なので引き続きその話しから入りましょうか。

伝説のハンター健さんはその後、奥さんが自◯してからも銃を返してもらう事はなかったそうです。

そして血気盛んな自警団は、村の中の警察関係者の家を銃を返さない事の報復処置として村八分としたそうです。
村八分となると猟師はその家の近辺を警戒する事はありません。すると家と家の間が広い場所で警戒されてない田畑はイノシシやシカの格好の餌場となるのです。
ですがとうとうヒグマまでエサを探しに警察関係者の家の中を荒らし始めたそうでした。

すると当時の警察署長が直々に凄腕のクマハンターである健さんに取り上げた銃を持参し、「なんとか助けてくれないか」と言われたそうです。
そしてヒグマ討伐チームが結成されました。ヒグマという獣は一度人間の食べ物の味を知るとまた同じものを食べようと
必ず元の場所に戻る習性があります。
それに季節は冬だったそうです。

クマは本来、冬には冬眠する生き物です。それが人里まで降りてきているというのは、冬眠できなかった「穴持たず」と言われており、いつ人を襲うかもしれない極めて危険な状態であると想定されました。このタイプのクマは現れたら討伐してやろうではなく、果敢に山に攻め込んで打ち取らなければならない存在なのです。

そしてヒグマの名前がきまりました。最初に沢◯村に現れた足跡16センチのクマなのでコードネーム「サワ16」と名前がつけられたそうです。
自警団は再度の襲撃に備え柵を設置したり、本来ならクマには使ってはいけない非合法罠を設置し熊の襲来を待ち構えだのですが健さんは「お前ら若いモンと群れるな好きやないけん」と単独で山に入ったそうです。

そして健さんだけ単独行動をし始めた数日後、山で発砲音がしたそうです。自警団は「健さんの手製弾の音やけ！！」とすぐに気がついたのですが、直後に雪崩が落ち健さんはヒグマみちずれにあの世に行ったそうです。
後に健さんの自宅から見つかった遺書からは、クマを土産におまんとこ行く。と書かれてたことから健さんは最初から◯ぬつもりだったんじゃないか？だから単独行動したのじゃないか？と後のものが話をしました。また健さんの弾は熊の心臓の位置で止まっていたそうです。

ですが。このサンダーライガーではありませんが、猟神となった健さんの話は諸説あり、生て帰ったバージョンや生きて帰ったが深手を追っており里に降りてから絶命したバージョンや、または急性肺炎で救急車で運ばれて病院で亡くなったとか、そもそも健さんなんていう人物は存在しないなど諸説様々あるようです。

こんな話を子供の頃から爺に散々聞かされ、猟師は警察より強い。猟師は◯に様も見事。と刷り込まれて行くのです。

っと。まったくエロ場面ありませんが、、、、、、投稿します。。