2020/09/14 12:37:17
(PgWy5Cyd)
冬の始まりの海。
クルマを降り歩き出す。
「りょうちゃん、あの子には内緒よ」
私の腕に手を回し、もたれるいよう歩く。
「冷たいけど気持ちいい、ありがと」
「お義母さんとこうやって歩けるなんて…」
「おばさんでごめんね」
30分ほどで身体が冷えてくる。
「お義母さん、そろそろもどりましょう」
クルマに戻り暖をとる。
「寒かったね、うちに帰って温かい物食べよ」
膝に置かれた義母の手を包む。
「こんなに冷たくなってますよ」
「りょうちゃんの手温かい!」
片方の手を私の手の上に置いてくる。
「お義母さんの手、冷たすぎですよ」
心なしか私の方に身体を寄せてくる義母の
頬に手をやると「りゃうちゃんの手、本当に
温か~~い」
その言葉が合図でもあるかのように、
頬にやった手をそのままに、親指で義母の
顎を上げ口唇をつける。2度、3度。
拒む様子がないのをいいことに、4度目は
長く、そして義母の唇を左右にゆっくり舐める。
口唇は柔らかいが歯しっかり閉じられている。
閉じられている歯を舌先でなぞる。
何度か歯をなぞっていると、少しだが歯が
開いてくる。わずかな隙間に舌先を入れ
歯の裏をなぞりだす。私の舌を追うように
義母の舌が後を追い、舌が絡み合う。
どちらからともなく、口唇が離れる。
「悪い母親ね、大切なお婿さんと…」
「おばさんでごめんね」
こんな関係が1年続いた。
買い物のとき手を繋ぎ、出勤と帰宅のときに
口唇だけを軽く合わせるキス。舌を絡ませたのは
このとき1度だけ。
お互いにここまでなら戻れる、と暗黙の了解的な
ものがあったんだと思う。その暗黙が壊れるの
1年前の冬の始まりだった。
週三日パート勤めしている義母からLINEが入った。
内容は、残業を頼まれ夕方まで仕事だと言う。
待合せしてご飯しようよ、と。
義母には1時間待ってもらい、約束の場所で
落ち合った。
「食事も美味しいけど、ハウスワインなのに
美味しかったわね」
私と義母はワインを2杯ずつ、私は+ビールを
2杯。
「こんなに美味しいと後ひくわね」
「お義母さん、大丈夫?」
理由は知らないが義母は、ワインを一日一杯と
決めていた。それ以上は飲めないと思っていた。
どうも若い頃、お酒で大失態を犯したらしい。
それ以来、1杯と決めてたようだった。
実家に戻り、お互いシャワーを浴び、義母が
用意してくれたチーズ数種とワインで乾杯と
なる。コタツに暖房が効いた部屋。
ワインが一本空く頃、義母があくびをしだす。
「見られた!?」
小さく肩をすくめ、イタズラっぽく目が笑う。
可愛い~~~、この人こんなに可愛いんだぁ~、
と思った。
「そろそろ寝ますか?」
「りょうちゃん、まだ残ってるでしょ。待ってる」
その言い方も可愛い!
「私のも飲んでいいよ、飲んだら起こして」
自分の腕を枕にし横になる義母。足はコタツに
残っているが、お尻から上はコタツから出ている。
私の方に顔を向け横臥し、しばらくすると寝息が
聞こえてくる。
義母の横顔をあてにしBGMは義母の寝息だ。
横臥している関係でウエストのくびれが
ハッキリし腰の盛り上がりへ続くラインがいい。
「お義母さん、お義母さん」と肩を揺するが起きる
気配がない。起きないならちょっとイタズラ!
コタツから出たお尻。パジャマに手をかけ持ち上げ
ると、ベージュのパンツが見える。それも持ち上げる
と、お尻の割れ目が確認できた。
そのとき思い出したのが、数年前に見た義母の
ふっくらした一本のきれいな筋だった。
寝顔、お尻の割れ目、一本の筋。
急激に私自身が反応し始める。
その下半身を露出させ、鈴口に付いた液体を
ティッシュで拭き、寝息が聞こえる義母の口に
当てる。反応がない。口唇に付け左右にゆっくり
動かす。心臓が口から飛び出そうだ!
「う~~~ん」とうめき声がし、仰向けに
なる義母。片足はコタツに入っているが、仰向け
になった反動で、片足は外に出された。
「お義母さ~~~ん」と起こすが、起きる気配が
ない。ないのをいいことに、パンツごとパジャマを
持ち上げると、数年間に見た恥丘と少しの陰毛が
見える。そのとき義母の身体が動いたため、さっと
もとの位置にもどる。だがリズミカルな寝息は
そのままだ。
だらりとした義母の手が近くにある。
その手を取り、私自身を握らせる。
当然、義母の手は私自身に手を添える程度だが、
おもいろいことに、私自身をぴくぴくさせると
義母の手が私自身を握ってくる。
そのままの状態で私も横になり寝たふりをする。
寝たふりをしながら私も寝てしまった。
気が付くと私の下半身に毛布が掛けられ、
義母はいなかった。