2019/08/20 18:16:09
(xCDB/TIT)
Yamatoさん、レスありがとうございます。
頑張って続きを書きたいと思います。
続きです。
その日は健一さんも遅くに帰ったので話も出来ずに次の日の朝を迎えました。
朝も娘は私がパートに行く時間になっても起きてはこなかったのでそのまま出掛けてしまいました。
明日はパートも休みなのでゆっくり話をしようとして…
その日定時に帰宅すると娘の部屋に様子を見に行きました。すると、誰かが娘の部屋から出て行く気配がしたので、といっても、今、家に居るのは娘と健一さんだから、娘が階段を降りて来るものだと思っていました。
でも、いつまでたってもその気配がないので私が娘の部屋へ向かいました。
娘はベッドの上に寝転ん泣いているようにみえました。私が、「どうしたの?何泣いているの?」って聞いても、娘はただ泣きじゃくるだけで応えようとしません。こんな状況にただならぬ気配を感じて、娘の部屋から慌てて出ていったのは健一さんだと思い健一さんの部屋のドアをノックしました。
中から「何?何か用があるの?」と、「少し話があるから入るわよ」と、言っても何も答えがなかったので、ドアを開けました。
「何だよ?」って振り向いて、「今、美咲の部屋から出ていったでしょ?」と、聞くと「ああ、それがどうしたの?」って
「美咲の部屋に行ったら美咲が泣いているのよ、何かあったの?」と聞くと、「あいつ何か言ったの?」と逆に聞かれて「何も言わないから健一さんに聞きにきたの」って言うと、「何も無えよ、ただ、話をしていただけだよ」って
明らかに変な様子です。更に問い詰めると、「美咲がエッチ教えてって言うからエッチしていたんだよ」って逆ギレされて、唖然としてしまいました。
再婚した当初はそういう心配も全くしていなかった訳ではないので、美咲と健一さんを二人っきりにした事を悔やみましたし、まさか娘からそんな事を健一さんにお願いするなんて信じられませんでした。
ただ、主人に話すべきなのかとかも迷って立ちすくんでいると、健一さんが、「もう、何度もしてるんだし、本当の妹じゃないんだからいいだろう」って信じられない言葉が…
あまりのショックでもう言い返すことも出来ずに部屋を出ました。すると、また、健一さん夜遊びに出掛けてしまって娘にも真意を問いだ出せずに夕食の時間になってしまいました。
明日は休みだから明日話そうと思って、主人にも何も告げずに床につきました。
次の日に主人と義両親を見送ると家事を始める前に娘の部屋へ行きました。
部屋に入ると、美咲と健一さんが裸でベッドに寝ていました。遅くに帰った健一さんが美咲の部屋でまた、エッチをしていたのは明らかです。
部屋に入ると美咲が目覚めたみたいで慌ててベッドから起き上がり身体を毛布で隠して、「違うの…お母さん、これは違うの」って泣き出します。
私は健一さんも起こして一旦服を着るように言って部屋を出ました。
しばらく待って娘の部屋に行くと、事もあろうか、健一さんと娘がセックスをしていました。ベッドの上に寝転ぶ健一さんの上に美咲が跨る形で…
私は美咲に駆け寄り健一さんから引き離そうとすると、美咲が、「お母さん出てって!私とお兄さんはもうこういう関係なんだから、放っておいて!」と、信じられない言葉を…更に、「お兄さんとのセックスが気持ちいいから止めれないの!」とまで娘の口から…
私は見るに耐えかねて部屋を出ると、美咲の「お兄さん気持ちイイよ、逝きそうなの、もっとして~」と聞きたくない言葉まで耳に入ってしまいました。
ひとりリビングでただ呆然としていると、いつのまにかお昼の時間になっていました。
二人はまだ階下には降りてきませんでした。
義両親が畑からお昼に帰って来る手前何も出来ずにお昼の支度をするしかなかったのです。支度が終わって普段どおりに二階の二人にも階下から声を掛けると、二人も別々に降りてきて普段と変わらないそぶりで食べていました。
私はお昼どころではなかったけど、義両親に何か悟られても困る思いでいつも通りに食べましたが、喉を通らずあまり記憶さえありませんでした。
義両親もしばらくお昼休みをすると畑に向かい、健一さんもどこに行くとも言わずに出掛けてしまいました。
娘も私と顔を合わせたくないのか部屋に戻ったきり出てこないで、私から部屋に行きました。
部屋に入るとまた、美咲は瞼を泣き腫らしていました。その姿を見て、さっき言った言葉が本心でないのは容易に解りました。
自分を落ち着かせてから娘に話しかけました。
「美咲、本当は何があったの?正直に答えて」「健一さんは美咲からエッチを教えてって言われて…って言ってたけど、違うのよね?」
そう言うと、美咲は声を上げて泣き出しました。
私は美咲を抱きしめてあげるしか出来ませんでした。
もう、主人に話そうとその時はそう思っていました。
そして、二人を遠ざけなければとも思っていました。