2021/12/08 16:56:49
(J.pXgqym)
一緒に風呂に入った翌日の俺は学校が終わるまでの時間がめちゃくちゃ長く感じた。
今日こそは童貞卒業、頭の中はそれだけだった。
待ち焦がれた授業終了のチャイム。
それが聞こえた瞬間、俺は急いで叔母の家に向かって走った。
荒い息を整えるのももどかしくてドアの鍵を開ける。
「叔母さんただいま!」
俺の勢いに叔母さんは驚いて俺を見つめていた。
「おかえり…って、どうしたの?何かあった?」
何か、って…俺と叔母さんの気持ちの差にちょっとだけ不安な気持ちになった。
もしかして気持ちが高まってるの俺だけ?
でも今更俺の気持ちは収まらない。
俺は無言で叔母さんに近寄って抱き締めた。
「叔母さんに会いたくて…我慢できなくて走って帰って来ただけ。」
「そっか…嬉しいよ。ありがと。」
良い匂いがする髪の匂いを吸い込んでから少し体を離して叔母さんの目を見つめた。
「俺、叔母さんが好きすぎてヤバい。」
俺の頭の悪い台詞を聞いた叔母さんはちょっと笑った。
そして…キスしてくれた。
いつもキスする時は俺から、って感じなのにこの日は初めて叔母さんからキスしてくれた。
俺は嬉しくてそのまま舌で叔母さんの唇をなぞる様に舐めた。
叔母さんもそんな俺に、少しずつ舌を絡ませるようにして応えてくれた。
何度も何度も舌を絡めて唇を舐めるようなキスを繰り返した。
俺は頭がボーッとする様な気持ち良さの中で叔母さんの腰に回した手を下げてお尻に触れた。
薄い生地のスカート越しに温かくて柔らかい感触が手に伝わってくる。
怒られるか嫌がられるかも、そう思って恐る恐る撫でる様に触れる。
叔母さんは何も言わず、むしろ俺をより強く抱き締めてキスを続けてくれた。
しっかりしろよ、俺!
昨日は裸で抱き合っただろ、それにこれから叔母さんとセックスするつもりなんだろ!
自分にそう言い聞かせて俺は叔母さんのお尻を握る様に揉み始めた。
痛いくらい勃起して窮屈なズボンの前を叔母さんのお腹に押し付ける。
それでも叔母さんは何も言わない。
もうこのまま…そう思った俺は叔母さんの顔を見つめながら言った。
「叔母さん…俺、叔母さんとセックスがしたい…我慢できないよ。」
「…叔母さんはね、あなたの事をずっと自分の子供だと思ってきたの。家族だって思ってた。最近は…その、ちょっと違う感じになっちゃってたけど…」
叔母さんはそう言って少し笑ってから俺を真っ直ぐ見つめた。
「…叔母さんが相手で後悔しない?」
「叔母さんじゃないと嫌だよ。俺は叔母さんより好きな人なんていないんだから。」
「…分かった。世間的にはダメな事だっていうのは分かってるよね?誰にも言わないって約束できる?」
「できる。」
真剣な俺の言葉に叔母さんは小さく溜息を吐いてから俺の顔を両手で優しく挟んだ。
「何でこんなエッチな子になっちゃったんだろうなぁ。」
「叔母さんが美人で魅力的すぎたからじゃない?」
「…もしかしてセックスしたいだけで相手は誰でも良いとか思ってない?」
調子に乗って軽い口調で煽てる俺に叔母さんの冷たい視線が刺さった。
「ごめん、調子乗った。でも叔母さんの事、愛してるのは本当。大好きだよ。」
「ありがとう。私も…大好きよ。」
そしてまたキスをした。
舌を絡めながら叔母さんの胸に触れる。
手の平にはとても収まらない大きさの胸を持ち上げる様に軽く揉んでみた。
叔母さんが胸に触れる俺の手に優しく自分の手を重ねた。
「少しだけ時間を頂戴…まだ心の整理が出来てないから…。」
「いつまで待てば良いの?」
「…金曜日、叔父さん仕事で居ないから泊まりにおいで。」
金曜日まではまだ三日ある。
でも叔母さんの気持ちを尊重したかった。
「分かった…待つよ。でも明日からも来て良いの?」
「良いけど…襲わないでね?」
悪戯っぽく笑う顔を見て愛おしくて思わず強く抱き締めてしまった。
俺の童貞卒業式まであと三日。