体験ではないが-[近親相姦体験告白

体験ではないが

投稿者:TT

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2013/07/06 23:28:55 (7NYr6dv8)

妹が自分の息子と近親相姦の関係になっている。
ひと月ほど前に急に離婚して出戻ってきた。
うちには母屋の隣りに父の使っていた離れがまだ残っていて、息子たちの部屋にしていたのを取りあえず奴らを追い出して、そこに妹たちを住まわせている。
先週のことだが、仕事から帰ると嫁が神妙な顔つきで言ってきた。
昼間に妹とその息子である甥っ子が、離れで裸のまま抱き合っているのをここ数日、何度か見てしまったというのである。
にわかには信じられなかったが、どことなく納得できるところはあった。
甥はすでに１８になり体も立派なものだが、少し知障ぎみで自立できるほどの生活力はない。
まだ親の介助が必要で、それは妹に聞かされ知っていたから、もしかしたら、と思えなくもなかったのだ。
さっそく夜中にこっそりと離れに出向いて確かめてみると、耳をそばだてたドアの向こうから案の定、ギシギシと部屋の軋む音と妹のかすかな喘ぐ声が聞こえた。
正直、言葉も出ないほどにショックだったが、それよりもうちには甥と似たような年頃の息子が二人いて、これはやはり問題があると思い、気は重かったが次の日さっそく妹を外に呼び出して事実を確かめた。
喫茶店で話を切り出すと、妹の顔が見る見る青ざめて終いには泣かれたが、それでもぽつりぽつりと事の真相を話してくれた。
一年ほど前に甥が近所の女の子にイタズラをして騒ぎを起こしたらしく、それからというもの妹は二度と同じ間違いを起こさないように旦那に内緒でこっそりと処理を手伝っていたようだった。
バカな子供ほど可愛いというのは的を射ていて、結局最後は息子可愛さのあまりに行き着くところまで行ってしまったらしい。
離婚したのもそれが旦那にばれて、夫婦の関係が修復できなくなったからだと話してくれた。
子供の頃から非常に優しい妹で、兄の目から見ても美しい部類に入ると思うが、その妹が不出来な息子のために離婚までして、自らの体を投げ出しかばっているのかと思うと、あからさまに怒ることもできなかった。
本人も悪いこととは知りつつも、関係をやめるつもりもないらしく、俺に迷惑をかけたくないと言い、すぐにでも家を出ると言ってくれたが、それを引き留めた。
このまま二人を放り出せば行き着く先は限られるような気がしたからだ。
それは、やはり俺の本意ではない。
自重しろよ、と言うだけで精一杯だったが、妹のほうは隠し事がなくなり、返ってスッキリしたような顔をしていた。
最後には、あの子すごいのよ、と面白がるように笑う余裕まで見せたのだから、ずいぶん強い女になったものだと苦笑いを浮かべるしかなかった。
まだ妹親子は離れに住んでいて、おそらく関係も続いている。嫁には事情を話して納得してもらった。気味悪がることもなく、気の毒そうな顔をしてくれたが、自分の息子とねぇ、とつぶやいたときだけ、何かを想像するような顔になり、いきなり頬を赤らめていた。
頼むから、これ以上問題だけは起こさないでくれ。
さすがに息子たちに事実を話すことは躊躇われたから、さりげなく、いくら親戚とはいえ他人のプライバシーを侵害するなよ、と離れに近づくことを禁じてみたが、１９歳になる長男坊と１６歳の次男坊はすぐに俺が何を言わんとしてるか気付いたらしく、知らないのは親父だけだよ、と鼻で笑われてしまった。
子供たち同士は仲が良くて、よく一緒にゲームをしたりして遊んでいたが、その最中に甥があっさり言ってしまったらしい。そういったことを簡単に言ってしまう甥っ子なのだ。
拍子抜けしたが、やはり思春期にある息子たちだから、絶対に覗きに行ったりするなよ、と言ったところ、ふたりとも彼女がいて女には不自由していないと、偉そうなことを言っていた。
ここ数日は妹のことで悩んだりもしたが、結局知らなかったのは俺だけで、うちの家族は温かく見守ってくれていたようだった。
それはきっと、この甥っ子が本当に素直で優しい青年だからだと思う。純真な子供がそのまま大人になったような子だった。妹に似て綺麗な顔立ちをしている。俺達の前でまだ粗暴な振る舞いをしたことはないが、喫茶店で聞いた限りでは、思春期になった頃からかなり乱暴になった時期もあったらしい。
子供過ぎるゆえに、自分の衝動をうまく抑えられない。性衝動も同じで、それが女の子へのイタズラという形で出たのだろうと妹は言っていた。
関係を持つようになってからは、一日に何度も求めてくるのだそうだ。だから昼間から相手をしてやらなければならない。相手をしてやらないと乱暴になる。逆に欲望が満たされると猫のようにおとなしくなり、素直にもなる。天使と悪魔が同居している。まさにそんな感じだと妹は言った。
妹は体を投げ出して自分の息子を天使のままでいさせようとしている。
それがいいことなのか悪いことなのか、きっと誰にも答えは出せないように思う。