2011/03/07 16:50:17
(whixf1yk)
続き
「濡れてないし!」と否定するが振り向き自分で確認していた。
「…あ、ちょっとそうかも…」
恥ずかしそうに妹は笑った。
「いや、ホラ、ビデオのせいかも…何でかな」と慌てる姿にしょうがね~よとフォローをした。
「兄貴こそ勃ってんじゃないの!」と逆ギレするが、何回も観たし今更興奮もしないビデオだ。
「俺は平気だね!」と立ち上がり、股間を強調する様に踏ん反り返った。
「んじゃ先走り出てないの!」と来るが、残念ながらそんな染みもズボンには無い。
「美紀一人だってw今興奮してんのwww」と明るく和ませるつもりが気に障ったらしい。
酔ってるのか確認させろと迫るがそれは断固拒否した。
「なんでお前に曝すんだよ!」と逃げるが酒を飲み過ぎてフラフラっとコケた。
箪笥に思い切り頭を当ててしまい、派手な音だったので妹も慌てる。
「ゴメン!ゴメンなさい!冗談だから!」
「解ったからどいてくれ!」
多少イラっとしていたので強く言ってしまった。
妹は俺から手を離し、暫く俺を眺めた後に泣き出してしまった。
こんな文句位では普段は泣かない妹に驚き、俺が謝る番だった。
「ゴメンゴメン、怒ってないしこんな事で泣くなよ…お前酔ってんの?」
まぁ多分酒のせいだろう。
落ち着くまで頭を撫でたりヨシヨシと軽く抱きしめた。
妹のスカートは捲れてパンティと、胸元からはブラが見えている。
何となく目が行くと下半身が反応してしまった。
パジャマ代わりのジャージなので勃っているのが直ぐに解る。
体勢を変えようとしたが泣いてる妹の身体で上手く行かず、思わずウケを狙うつもりで「ホラッ!俺も反応してるからww」と努めて明るく言った。
妹は頭を動かし、視線を俺の股間に向けた。
「兄貴は何に反応したの?」
は!?と思うが確かにそうだ。
「お前に」なんて言えばおかしな話しだ。
妹が真っ赤な目でこちらを見た。
「多分…ビデオ?」
と返したが妹は突然盛り上がった所を軽く叩いて来た。
意表を付く反撃に「イデッ!!」っと声を上げてしまった。
「ゴメン!本物だと思わなかった!」と驚いていた。
「いてーよ!叩く奴が居るかよ!」と股間を押さえて抗議した。
次に爆笑しながらふざけてると思ったと言いながらゴメンね~と抱き着いて来る。
多分やはり酔っ払っているんだろう。
心配して損した…と思った。
「もう寝るぞ!」と言いつつ俺はベッドに入るとお前も寝ろと来客用の布団を指さした。