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2011/12/06 00:06:47 (ENegyHrU)
「ねぇ・・。してよ・・・。」

してよ、っておまえ・・・。

「なんでも、させてあげるから・・・。」

あの、近親相姦ですよ?
やったら、あかんことですよ?

「お願い・・、こんなこと頼めるの、あんたしかいないんだもん・・・。」

だったら、外に出ろ。


引き篭もり歴4年になる、うちの姉貴。
中学後半から、ひどいイジメにあって部屋に閉じこもるようになった。
親は、顔を合わせると小言しか言わないから、完全シャットアウト。
すでに生還は、ほとんどあきらめてる。
6畳一間のゴミステーションと、外界を繋ぐ唯一の生命線は、文句たれない俺。
携帯にSOSが入り、何回買い出しに行ってやったことか。
ものの見事なアニヲタ腐女子で、色気の「い」の字もないような奴だが、やはり、性欲はあるらしく、ある晩、唐突に言い出した。
違法ダウンロードしたアニメを山ほど抱えていて、それを眺めに行ってたときのことだ。

「あんただって、したいでしょ?」

半分涙目になって、ものすごく切実そうな顔で訴えていた。
そりゃ、したい年頃だけどさ・・・。
禁断の垣根を越えるほどの勇気はまだ・・・。
ってか、お前風呂入れ!
くせえんだよ!
黒縁メガネに、貞子顔負けの無造作に伸ばした長い髪。
身体はほっそり、胸もそこそこあるが、こんな女に欲情するわけがない。
おまけに、ゴミ溜めのような部屋の中でも、さらに匂い立つほど臭いときたもんだ。
その、よれよれのパジャマと毛羽だったカーディガンは、いったい何年前に洗った?

「だめ?・・・」

あたりめえだ!
とは言わず、こっちもやりたい盛りではあるので、取りあえず俺の部屋からウエットティッシュを丸ごと持ってきて、身体を隅々まで拭かせてから、すっぱで目の前に立たせてみた。
恥ずかしそうにしながらも、足まで開いて、覚悟を決めたように俺を見下ろしてた姉貴。
あら、意外といけるかも?
腕や足は、ほっそいが、胸と尻はそれなりでかい。
メガネとったら、すっぴんの顔もまあまあ。
と言うか、前髪が長すぎて、ほとんど目元が見えない。
でも、それが意外とはまって、ついでに、はめちゃうことに。
いや、それにしても匂いがきつかった。
マンコに顔埋めたときは、目に染みて、涙さえ出た。
お尻も、ものすごい匂いしてたもんな。
やりたい盛りで、箸が転がっても起つ年頃だったからできたのよ。
感謝しろよ。
ほとんど人間関係の構築できない姉貴だから、処女だとばかり思いきや、なぜか、すんなり。
なんで?

「これ、使ってたから・・・。」

と、恥ずかしそうに枕元の棚から出してきたのは、サランラップの巻かれた極太サラミソーセージ。
乾燥しきって、しわしわの張り艶なし。
いったい、いつんだこれ?
って言うか、お前、サラミに処女あげちゃったわけ!?

「血は・・・出なかったよ・・・。」

そんなこと聞いちゃいねえ。
しかし、いくら我慢できなかったとはいえ、初めての相手がサラミとは・・・。
呆れもしたけど、なんだか可哀想にもなった。
毎日、悶々としてたんだろうなぁ・・・。

「したくなったら、してやるから、もう、こんなん使うなよ。」

いくら見捨てられた姉貴とはいえ、サラミが相手じゃあまりにも可哀想すぎる。
恋愛感情とかは、まったくなかったが、情にほだされて、それからは、相手してやるように。
なんでもしていい、って言うから、取りあえずギチギチに縛ったり、髪の毛掴んで嘔吐くくらいしゃぶらせたり、したい放題してた。
その方が、姉貴も好きみたい。
立派な変態さんだよね。

「好き・・・。」

最近じゃ、すごく甘えてきて、猫みたいになってる。
気しょいこと言うな!
でも、日を追うごとに、なんだか可愛く思えてんのも、事実なんだよね。

「今度、外出てみっか?」

「どうして?・・・」

すごく脅えた顔してた。
まともな世界で、どんな顔を見せてくれるか、見てみたかった。
もっと明るい世界で、こいつの顔を見てみたい。
でも、無理だわな・・・。
外の世界が、怖いんだから。

「青姦したいから・・・。」

「え?外でするの?」

「ん。」

取りあえず、言ってみた。
人生最大の難局にぶち当たったみたいに、悩んでたっけ。

「外じゃなきゃ、ダメなの?・・・。」

「だめ。」

ちょっと意地悪。
泣きそうな顔したから、許してやるつもりだった。

「じゃぁ・・行く・・・。」

「え?」

こっちが驚いたわい。

「行くの?」

「外で・・したいんでしょ?」

泣き出しそうな顔は、相変わらずのままだったが。

「無理しなくていいよ。」

倒れられたら困るもん。

「無理じゃないよ。そのかわりね・・・。」

「なに?」

「ずっと、手を握ってて。」

「手?」

「うん。ずっと手を握ってて。そしたら・・・・、どこへでも、ついて行く・・・。」

手ねぇ・・・。
迷子の子猫かよ・・。
でも、それがマジで、はまったんだよな。
胸を射抜くくらい、マジでやられた。
まったく、はめたり、はまったり。
おかしな姉弟だわ。
まだ、夜中しか出られない。
さすがに、昼間は怖いんだと。
人の足音が聞こえたら、すぐに隠れやがる。
おまえ、不審者以外の何者でもないぞ。
星空の下で、すっぱにした姉貴は、思った以上に綺麗だった。

「今度は、昼間な。」

「え・・やだ・・。」

俺のためなら、なんでもできるんだろ?
ずっと、手を握っててやるよ。
手を繋いでウインドーショッピングしたりとか、腕を組みながら遊園地で遊んだりとか、ふたりだけの楽しい思い出を、もっともっと増やそうぜ。

「や、山の中・・だったら・・いいよ・・。」

「あ?山の中って、なに?」

意外な返事に、戸惑う俺。
返ってきた答えに、またびっくり。

「や、山の中で、立木に縛られるのなら、しても、いいかも・・・。」

お、おまえ・・・。
マジでド変態だろ?

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2
投稿者:ゆうき ◆5m18GD4M5g
2011/12/06 07:19:38    (XWStWiDr)
マジでおもしろかった
3
投稿者:健蔵   hakaman-15 Mail
2011/12/06 08:17:02    (pYEy7/Q9)
初めまして。大変だね。お姉さんの裸の写真を見てみたいですね。そのコメントを何気に言ってみたらどうだろう?誉められれば人間誰しも悪い気はしないし。少しずつ自信にもつながると思います。お風呂は入れた方がいいんじゃないかな?大変だろうけどゴミステーションも片付けてさ。そこまでやってるなら君の好みの女にしてみたら?
4
2011/12/06 09:25:47    (PQaqaaVs)
とりあえず風呂に入れてやれ!
いや、一緒に入ってやれ!

話は面白かったけど。
5
投稿者:井伊葉梨田
2011/12/06 14:09:55    (QY4ISVu5)
姉の引きこもりから救ってあげなよ。いい機会だと思いますよ!
6
投稿者:(無名)
2011/12/06 20:27:37    (.Zusn.DN)
_| ̄|○
7
投稿者:聖羅
2011/12/06 20:43:40    (1tvVg.7a)
可愛いお姉さんじゃないですか
お幸せに
8
投稿者:ヨッシー
2011/12/07 02:49:07    (SHT/gAZ7)
ひきこもりの解消にこんな方法があったんだね。
部屋から引っ張り出して、大事にしてあげな。
9
投稿者:斜め
2011/12/07 03:15:00    (BcMsEGpW)
俺にも1歳違いの引き籠もりの姉ちゃんいて親共働きでいないから中学の頃にムリヤリ犯したよ
10
投稿者:ロシナンテ
2011/12/22 11:21:26    (UiUU1Qbr)
最高でした\(^O^)/
11
投稿者:ミスターウニ
2011/12/25 21:43:32    (QZiaS/g4)
好きか嫌いかはともかく、斬新な体験談を読ませてもらえた。

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