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2003/01/05 22:19:34
(Cj4Z9VM.)
きものを愛用していた母は勿論、腰巻の愛用者でもあった。
彼女は腰巻をいつも”おこし”と言っていた。
どこかに出掛けるとき必ず、着崩れを直すために鏡台の前に立ち、おこしから着直すのがこれまた常であった。
家族のたれが居ようがおこしの両端を持って両腕を扇型に開き、まっすぐ立ったと黒く大きな乳房と真っ白な肌の中に燃える炎のように広がる真っ黒な陰毛が凛として浮かびあがり子供心にも綺麗なものだなーと見とれたものである。
それはいつもほんの一瞬の光景であったようでもあり、鏡の中に惚れ惚れと自分の姿態を楽しむ母の姿であったような気もする。
それは男に会いに行くための儀式だったのかも知れない。
今は知る由もない!