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2009/01/14 13:42:25 (rUnZq2j8)
表面的には平穏な生活に見えたとしても、家には淫の臭いが充満していた。
母の肉欲は俊幸に向かい、俊幸も又、母への欲望に懊悩していた。
私はと言えば、母への直接的な欲望は無かったが、自慰覗きの興奮が忘れられないでいた。
俊幸も母も私も、それぞれがそれぞれの対象に向けた性の欲望で、悶々とした日々を送っていた。
そんな中で、父だけが以前と変わらなかった。
父は、平凡だけど安らかな生活をしていたのである。

隠してはいても、動作や物腰の内に内心が露わになってしまう事がある。
俊幸は、母の姿をねっとりとした欲望の視線で見る事が多くなり、その視線は確実に母の欲望を刺激していた。
母は物思いに沈む事が多くなり、、時折、湿った溜息を漏らすようになった。
そして、罪の意識からなのか「あさましい」という顔をして、母は俯いてしまうのである。

俊幸と私は、意識しようとしまいとに関わらず、日常的に母を視姦し続けた。

俊幸の、絡み付く様な欲望の視線は、露骨に母の肉体を穿ち続けた。
それに気が付いた母は、たとえそこが昼間の居間であったとしても、興奮が顔に表れる程にまで欲情させられてしまう。
そしてその事は、確実に母の姿に変化をもたらした。

やがて、母は俊幸を挑発する様な態度を隠さなくなる。
以前は両膝をきつく締めて、隙の無い姿勢でソファーに座ってい母。
それが今では、俊幸に股間を覗かれても気付かないふりをしている。
それどころか、わざと両膝を開いて、俊幸の視線を誘いこんでいたりもするのである。

俊幸は俊幸で、時と場所もわきまえずに湧き上がってくる母への欲情に悩んでいた。
俊幸は母の姿を見ただけで勃起するようになった。
そして、今や俊幸は勃起の膨らみを母に隠そうともしない。
母と俊幸、二人の淫らな視線は激しく衝突して、互いに欲望の火花を散らしていた。

母の性的挑発は、日々エスカレートして行く。
そんなある日の事、短めの窮屈なスカートを穿いた母が、居間の床を拭き始めた。
スカートは忽ち捲れ上がって、母の豊かな太腿が股の付け根付近まで露わになると、俊幸は露骨な視線で母の下半身を覗き始めた。
俊幸の居る側からは、母の股間が丸見えだったのである。
さりげなく場所を移動して母の股間を盗み見ると、露出させている母の股間に淫液の沁みが見て取れた。
それを見て、さすがの私も母の淫らさに絶望的な気分にさせられたのである。
見ると、母の顔は興奮で激しく紅潮していた。
母は一心不乱に床を磨き続けていたが、股間の染みは隠しようもなく広がって、それを見る俊幸と私を激してそれぞれの部分を勃起させた。
そんな時母は、私の方は絶対に見ない。
そして母は、時折視線を上げると、興奮した目で俊幸の勃起を見るのだった。

そうかと思えば、ある日の事。
朝食で居間に入った私は、母の服装に驚いて息を呑んだ。
母は、下半身のシルエットがはっきりと見えるスラックスを穿いていた。
それは薄いベージュの伸縮生地で出来ていて、尻や太腿、さらには股間の膨らみの形までもが露わに見えていた。
上半身は普通のブラウスだったが、ブラジャーを付けていないので乳首が透けて見える。
あまりにも生地が薄いスラックスを穿いた母は、卑猥そのものだった。
それを見た父が母に注意すると「大丈夫よ、これは室内専用だから」と、母は父の忠告にも取り合わない。
母はパンティーのラインがくっきりと浮き上がっているスラックスを穿いて俊幸に近付くと、ソファーに座っている俊幸の顔にさりげなく股間を接近させて、恍惚とした淫らな笑みを浮かべたのである。

かくして、俊幸が家に来てから半年も経たない間に、母は変わってしまった。
上品で教養が高かった母の姿は、今や何処にも無い。
母の淫色は日毎夜毎に深まって、俊幸や私を悩ませた。
互いが互いを性的に挑発して、相手を興奮させる事で自らの欲望を高めて行く。
そして、淫欲に耐えきれなくなると、母はトイレに駆け込むのであった。
母のトイレ籠もりは、その頻度を増して、今や母は、昼と夜の別も無く、自らの指で喜悦の声を上げ続けていた。


夏休みになると、俊幸は実家に帰省した。
私達家族は九十九里海岸へ家族旅行を計画していた。

「俊幸君が居ないと、やっぱり寂しいわ」と、夕餉の食卓で母は父に言った。
「俊幸君の実家から海までは近いから、俊幸君も呼びましょうよ」
「30分も電車に乗れば来れる距離でしょ」
父に反対する理由は無かったので、母は早速俊幸の実家に電話した。
そして、俊幸は現地で私達と合流する事になった。

当日は、海岸で遊んだ後に宿に着いて、海鮮料理で夕餉を取る。
父は酒を大量に飲み、昼間の疲れもあって、寝床に入ると、すぐに眠ってしまった。
「私はここに寝るわ」と母が、私と俊幸に挟まれた布団に入り、その日は消灯となった。

俊幸と母が隣り合って寝ているという事実が、私を眠らせなかった。
不安と、ある種の期待が入り交じった興奮で、私の目は冴えていた。
そして、案の定母の様子に変化が起こる。
母は、規則正しい寝息を立てているように見えて、実は眠っていなかった。

隣の様子は、すぐに怪しくなった。
横目で母の方を見ると、俊幸の手が、ゆっくりと母の布団に侵入し始めていた。
俊幸は母の様子を窺いながら、慎重に手を進めている。
俊幸の手の動きは、あまににも慎重で、ほんの僅かに指先が進んだかと思うと、指はそのまま静止した。
俊幸は、注意深く母の様子を窺うと。
僅かづつ、ほんの僅かづつ、手を奥に進めているのである。
そして、ついに俊幸の手は母の肉体に辿り着いた。

やがて、俊幸の手は母の脇腹を撫で始める。
その動きは、見ていてイライラする程に緩慢である。
母は相変わらずの寝た振りをしていたが、その寝息は、徐々に乱れ始める。
俊幸の手が母の下腹部に辿り着くと「ふぅ~っ」と母は吐息を漏らした。
俊幸の手は、そろりそろりと母の腹部を撫で続ける。
やがて、母の息遣いに僅かの震えが混ざり始めると、俊幸は手の動きを徐々に大きくして、興奮した顔で母を覗き込んだ。
横から見ると、母の肉体の起伏が、薄明かりの下で息づいていた。
豊かな胸は、母の呼吸に合わせて上下している。

見ると、母の顔は既にうっすらと赤味が差し始めていた。
母は徐々に顔を仰け反らせて、薄い布団の上からでも、身を固くしている様子が見て取れる。
やがて俊幸が、母の下腹を掌で円を描く様に撫で始めると、母は「うぅーっ」という呻き声を漏らして、大きく寝返りを打った。

母は俊幸に背を向けて横向きになった。
母の顔は、私の位置から50センチの距離に接近した。
目を閉じた母の顔は、蕩ける様な淫微笑が浮かんでいる。
半開きの口からは、熱く湿った母の吐息が私の顔に直接吹きかかった。
母の下半身を見ると、豊かに張り出した尻が薄い夏蒲団を大きく持ち上げている。
尻の大きさが際立って見える下半身の起伏を、俊幸は掌で撫で始める。

しかし・・母は場所も状況もわきまえずに見境もなく体に触った俊幸に、思いも寄らぬ復讐をした。
母は突然立ち上がると、部屋のトイレに籠もってしまった。
母は20分も出てこなかった。
トイレからは喜悦の声が漏れ続けて、私と俊幸を悩ませた。
そして、トイレから出た母は、窓際に歩いて外を眺めめると、月明かりを浴びながらロッキングチェアで安らかな寝息を立て始めたのである。
私と俊幸が、眠られぬままに悶々とした夜を過ごしたのは言うまでもない。

 
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2
投稿者:すごい
2009/01/18 23:11:59    (pvIOUbBr)
最高です。
早く続きを!
ラストまでお願いします。
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