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2004/12/03 23:32:09
(I7TN4zO5)
私は中学2年。お母さんは41歳。
父親はいない。私が小学1年のとき、両親は離婚した。
それから今まで、父と会ったことはない。家には父の写真もない。
私は、二人がなぜ離婚したか聞いたこともない。別に私はそれでいいと思っている。
お母さんは一所懸命に働き、親子ふたりの生活を支えている。
「友達親子」なんて気持ち悪いし、よく喧嘩もするけど、私はお母さんが好きだ。
中2になって、今までなんとなくわかっていた勉強が難しくなってきた。
お母さんも私も、なぜか英語が苦手。数学や理科は好きなのにな。
英語の先生は私の苦手なタイプ。細かいところにうるさい中年女。
中年、だなんて、お母さんと同じくらいだけど。
ますます英語の勉強が嫌いになりそうな私を見て、お母さんが、
「順子姉ちゃん(私の伯母のこと。)の知り合いに、英語ができて教えるのがとても上手な
人がいるんだって。夏休みの間だけ英語の勉強見てもらわない?」と言い出した。
「どんな人?家庭教師?」
「勤めていた証券会社が潰れちゃって、難しい資格をとるため働きながら勉強しているの
だって。信おじさんの後輩だそうよ。」
おじさんは英語がよくできて、海外生活も長い。いつも親子二人でうらやましがっていた。
「へええ…変な人じゃないならいいけど…頼んでみてもいいよ」
お母さんもきっとそうだったと思うけど、いつも母と娘しかいない家の中に、男の人が来るってい
うこともなんだか、ちょっとドキドキする感じがした。
伯母さんを通じてその人に話をしてもらって、夏休みに入った最初の土曜日から、その人
が来た。
ぱっと見は…可もなく不可もない、普通の人。34歳だって。独身。
でも大きな声でよく笑って、サッパリした人がらで、嫌じゃなかった。背もそんなに高くないけど、
オナカも出てないしハゲでもなかった。
さすがに英語は上手だった。学生時代ずっと塾の先生をやって学費を稼いでいたんだって。
だから、教えるのも上手だった。私がどこがわからないのか、わかってくれる。
うれしかったし、少しだけ英語も楽しくなった。
でも毎回、宿題が山ほど出た。学校の宿題だって別にあるのに、家庭教師の分も多かったら
たいへんだ。お母さんに言っても「そりゃそうよ苦手科目なんだもの、やりなさい」の一言。
ふ~ん、じゃあ甘えてみるか。クラスにはそういうの旨いのがいるんだよ。
「先生、宿題多すぎ!全部できない~!」
そういって、立て膝でうつむいてみた。
「だーめだ、全部やらなきゃだーめ。おまけにパンツ見えてるぞわはははは!」
効果なし。子供扱いだね。でも変な目で見られるよりずっといいな。
週末2回ずつ先生が来て、もう夏休みもあとわずかのころ。
「先生、お姫様だっこって知ってる?」「知ってるさー。まったく、どこで聞いてくんだか」
「誰かにしてあげたことある?」「あるさー」「え~何人くらい?「2万人だな、わはははは!」
「ねー、お姫様だっこ、して!」「なんでそんなことされたがるんだ?変な奴。ぎゃははは!」
「なんか…されたことないから」「あたり前だ!わっはっは!じゃあお母さんに聞いてこい!」
私は自分でもおかしくなって、わざとお母さんに聞きにいった。
「お母さん、先生にお姫様だっこ、してもらっていい?」
「きゃははは!いいわよしてもらったら?でもお母さんにもしてくれるのが条件!」
先生に「お母さんと両方してくれるならいいって!」と言うと、さすがに照れたようにも見えて、
「う~ん、お母さんは、ちょっと持ちあが…うん大丈夫だ!」なんて言ってまた笑う。
お母さんは華奢だし、背だってもう私と同じくらいだ。重くないよ~だ。
勉強が終わったあと、「先生、早くお姫様だっこ!」「先生、この母も!」と二人で腕をつかむ。
「よ~し、じゃあまずチビ…よっと!」
意外に力がある先生は、私をひょいと持ち上げてその場でひと回りして、やさしくソファーにおろした。
クラスの男子とは違う、男の大人の匂いがした。
「はいっ!次は母です」「大人は割増料金です」馬鹿なことを言いながら、やっぱりなんの苦もなくお母さん
もすいっと持ち上げて、やっぱりひと回りしてソファーにおろした。
お母さんはなぜだか、真っ赤な顔をしてケラケラ、長いこと笑っていた。笑っているお母さんはうれしそう
だった。
夏休みが終わって、先生の授業も終わった。お母さんは「2学期も続けて来てもらう?」って言って
くれたけど、ウチだってそんなに豊かじゃないし、先生だって自分の勉強も忙しいだろうから、
夏休みだけでいいって私は言った。英語も、どうにかテストで8割とれるくらいのときもある。
お母さんは、ときどき先生に会うようになった。私は、お母さんに恋人ができたらいいなって、思って
いるから、ぜんぜん嫌じゃない。それに相手が先生なのはなんだかうれしかった。
「お母さん、デートしてくるの?どこ行くの?」
「どこも行かないわよ。ごはんを作ってあげて、近所をお散歩して、帰るの。」
「ねー…先生のこと好きなの?先生はお母さん好きだって言ってる??」
「好きよ~」
「ねーもう、セックスした?」「ナイショ。ナイショだけど、した!あっはっは!」
「どこで?どこでしたの?」「うるさい。ナイショ。先生の部屋!あっはっはっは!」
隠しても二人しかいないから、いつも親子の会話はこんなふう。「どうせ知ってるんでしょ?」が口ぐせ。
お母さんが先生とセックスして帰ってきたのって、なんとなくわかる。
いつもより静かで、なんだかぼんやりしてるとき。どういう感覚なんだろ。
住んでいるマンションの給湯機が故障して、直しにきてもらった。お母さんが留守で、私一人のとき。
修理屋さんが、「機械の蓋の裏に荷物があるので、どかしました」って。
黒いビニール袋にティッシュの箱が入っている。でも少し重い。中にビデオのテープが入っていた。
わたしは「前ここに住んでた人がHなビデオを隠して、忘れていったのかも…」って思って、ドキドキした。
ネットでいろいろHなサイトも見ることあるし、オナニーもたまにする。
キスはあるけどセックスはまだしたことない。セックスは興味がある…でも誰としたいかって、そういう感じはない。
お母さんが帰ってこないうちにと思って、一人で見た。
…うつっているのは、先生とお母さんだった。