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2000/09/24 03:30:28 (FmWc3DLc)
 あれは、私が24の時だから今から10年前のこと。
 当時片思いだったMがつきあっていた女に振られたらしい。それまでは電話に
もろくすっぽ出てくれなかったくせに、しょっちゅう電話がかかってくるよう
になった。
 私の気持ちはとっくに伝えてあったのに、知らん顔して北海道で就職を決め
てしまったM。最初はもうあんな奴、忘れてしまおうと思っていたのだけれど、
思えば思うほど忘れられなくなっていた私。
 「来月あたり、こっちに遊びに来ないか?俺の仕事も来月になれば少し落ち
着くし」突然のお誘いだった。私だって仕事があるし、そんなに長くは休めな
いんだけど、Mからの誘いを断ることはできなかった。やっぱり、好きな男のた
めならば・・・なんてことと一緒に、この年まで何となく守ってきてしまった
処女をMにあげる予感があったから。きっと後悔する・・・でも、北海道に行か
なくては・・・。
 羽田から飛行機に乗って、新千歳空港へ。夕闇の空港周辺は、夜景がとても
美しかった。乗り物に弱い私は、すぐに寝てしまったけれど、宝石をちりばめ
たような、飛行機から見る夜景は、心に残った。
 Mは約束通り、空港のロビーに迎えにきてくれていた。そのころMは、有珠山
の近くに住んでいたから、きっと仕事を終えてから高速をとばしてきたに違い
ない。空港近くのホテルがとれなかったので、車で苫小牧へ。チェックインし
て部屋にはいると、大きなダブルベッドがおかれていた。製紙会社が経営する
そのホテルでのレストランで、ちょっと遅い夕食。Mは私の気持ちも知らぬげ
に、よく食べ、よく飲み、よく喋った。仕事のこと、北海道での生活のこと、
そしてMがいなくなって寂しかった私の気持ち・・・。レストランが閉まると、
バーで少し飲んだ。大人の雰囲気。私の心は決まった。
 部屋に帰り、交代でシャワーを浴びた。私がバスルームから出ると、バスタ
オルを腰に巻いただけの格好で、缶ビールを飲むM。私はといえば、いろんな思
惑の中で、何となくホテルの浴衣を着ていた。少し酔ったような話し方で「も
う寝るか?」とM。「私も1本飲んじゃおっかな。飲みきれなかったら、飲んで
ね」「ああ、そう」
 Mは下着をつけると、ベッドに入ってテレビのニュースをみている。ムードも
何もないったら、ほんとにこの人は。最後の一口を飲み終えたビールの缶をお
いて、部屋の電灯を暗くした。Mの隣に潜り込むと、腕枕をしてくれた。暗く
なった部屋に、テレビの青白い光がちらちらとまぶしかった。
 突然テレビが消されて、Mが私の体の向きを変えさせようと、肘を曲げた。初
めてのキス。知り合ってから6年、片思いの時間ばかりが長かった。私はただた
だどうしていいかわからずに、ベッドの中で、Mにされるがままだった。Mの掌
が浴衣の上から、バストを優しく愛撫する。浴衣の帯が解かれる。私の胸に顔
を埋めて、子どものように乳首をまさぐるM。愛おしさとこれから起こることの
不安とで。私の頭の中は大パニックだった。「24にもなって、初めてだなんて
知られたら恥ずかしい」そんなことを漠然と考えていた私だった。乳首を口に
含まれ、唇で転がされると、自然と息が荒くなり、声が出てしまう。Mは浴衣を
はだけると、私のショーツの中に指を滑り込ませた。「ありゃりゃ、随分濡れ
てるねえ」そんなことを言いながら、私の大事なところでクチャクチャと音を
立ててみせるM。恥ずかしくて恥ずかしくて、どうしたらいいかわからなかっ
た。頭が真っ白になるくらいクリトリスを刺激されて、お尻の方までぐしょぐ
しょになったことが分かったとき、Mが突然に「お前、自分から言えないで後で
泣くタイプなんじゃないの?避妊した方がいい?しなくてもいい?」単に私は
あまりに気持ちが良くて、頭の中に電流が通るような気持ちと、自分の体が自
分のものでなくなるような反応をしてしまうことにどうしていいのか分からな
かっただけなのに、突然そんなことを言われて、なんと答えたらいいのか、分
からなかった。「どうなの?安全日?それとも、病気が怖いから、コンドーム
つける?」「つけてほしいけど、Mのだったらいい。そのままで」「おいおい、
はっきりしてくれよ、曖昧ならつけるよ」「まかせる」「自分のことだろ、
はっきりしろ」そういいながらMは、ベッドサイドに隠しておいたらしいコン
ドームを自分のペニスにつけた。初めてみる男の人のペニス。大きい。こんな
のが私の中にはいるの?不安になってきたら、Mがベッドに戻るなり、私の下半
身の方に頭を向け、大事なところを舐め始める。恥ずかしい。足はM字に開いた
ままだ。クリトリスを唇で挟みながら、舌で微妙な刺激を与えてくる。指を
ヴァギナに入れられて、少しだけ痛みがあったけれど、気持ちよさと興奮で、
痛みのことはあまり感じなかった。体制を変えて、Mが挿入しようとする。後で
知ったのだけれど、正常位というらしい。コンドームをかぶせたペニスの先で
クリトリスから入り口のあたりをなぞられると、ヴァギナが開いていくのが自
分でも分かった。「挿入るよ」Mがそう言うのと、ヴァギナに圧力がかかるのと
はほぼ同時だった。少しだけ痛い。さっきよりも、少し痛い。でも、クリトリ
スを刺激し続けるMの親指が、痛みよりも快感を与えてくれる。バリッと裂ける
ような感覚があったことはあったけれど、処女喪失の痛みはあまり感じなかっ
た。そんなことよりもMと一つになれたことが幸せだった。熱いMのペニスが私
の中で暴れ回る。「女の幸せは、すべて子宮と膣から始まる」そんな哲学的な
考えが頭をよぎるほど、私はMとの行為がうれしかったし、楽しかった。避妊な
んかするんじゃなかった、私の子宮でMの精液を受け止めてあげれば良かった、
なんてことまで考えてしまうほど、幸福だった。やがて「もうだめだ!」とい
う呻き声とともに、Mが射精した。ドックンドックンと、薄いゴム越しに、Mの
精液が放出されるのが分かるような気がした。力つきて、崩れ落ちるMを抱き留
めて「気持ちよかったよ、Mはどう」と聞いてみたら「気持ちよくなきゃ、射精
しないよ」なんて、ぶっきらぼうなことを言われてしまった。
 コンドームをはずしてあげたら、結構な量の精液が入っていた。私はこのと
きがH初めてだったから、すぐには分からなかったけど、今から思えばMは溜
まってたんだと思う。ティッシュで拭いてあげようとしたらMの奴「二人でシャ
ワー浴び直そう」と言い出した。私は20歳の時にちょっとした手術をして、下
腹部に帝王切開の手術跡みたいな傷跡があるから、ちょっと抵抗があったんだ
けど「今さら、何を恥ずかしがってるの?一番他人には見せたくないところを
俺、もう見るだけじゃなくて、味わっちゃったよ」なんていわれて、うかうか
とバスルームについて行ったら、お互いの体を洗いっこすることになってし
まって、またまた感じさせられてしまった。Mのペニスを石鹸つけて洗ってあげ
ているうちに、また硬くなってきた。今度は明るい電灯の下ではっきり見る。
やはり大きく見えた。Mは私をしゃがませ、自分はバスタブの縁に腰掛けた。ペ
ニスを私の口に向かって突き出す。「今度は口でして」「え~、どうすればい
いか、わかんない」「なにブリッコしてんだよ、嫌ならもう一度下のお口でく
わえてもらうよ」「ごめん、本当に分かんないの。どうしたらいい?」「ま
ず、歯を当てないようにくわえて、舌でペロペロ、キャンディー舐めるように
して」「こう?」「後は俺、自分でやるから、続けて」どういう意味か分から
なかったけど、しばらくするとMは、私のこめかみのあたりを両手で掴み、私の
頭を前後に動かしながら自分の腰を動かし始めた。その後、何度か経験して分
かったのだけど、こうした場合、深くはいるとむせそうになるのに、Mは加減し
てくれていたようだ。「出るぞっ!」と言ってから、4往復したかな。口の中
に、熱いほとばしりを感じた。喉に直接当たるのもあった。「吸って」と言わ
れて、口の中のものを一度飲み込んでから、ペニスを吸った。ペニスの中に
残っていた精液を吸い出すように、音を立ててペニスをねっとりと吸い上げて
あげた。「飲んじゃったの?」「うん」「そっか」そんなお馬鹿な会話をした
あとで、もう一度お互いの大事なところをきれいに洗って、その晩はMの腕枕で
寝た。
 明け方、Mはもう一度求めてきた。「朝立ちしちゃったから、もう一回」なん
だそうだ。今度は、私が濡れていることを確認したら自分がしたになるから、
上に乗れ、と言う。Mのペニスを私のヴァギナに押し当てながら、少しずつ腰を
落としていく。昨日とはまた違った快感が背中を駆け上がってくる。Mのペニス
を感じているだけで幸せだった。「お前、結構きついし、締まるよな。俺も気
持ちいい。動かしている内に抜けちゃう奴いるもんな」「よく分かんない」と
にかく私は、おそってくる快感と戦いながら、Mのペニスを受け入れ、腰を動か
すMの下腹部の上で、切ない声を上げ続けるだけだった。Mが射精した後になっ
て初めて、お互いにコンドームをつけ忘れていたことに気づいた。妊娠の心配
はほとんどなかったけど、信頼関係があれば、男はヤリたい、女はヤラれた
い、という動物としての本性をさらけ出すことができるのがセックスだと教え
られた初体験だった。
 Mとはその後、鄙びた温泉で1泊、札幌市内で2泊という、旅行を続け、毎晩お
互いに求め会った。実は処女だったことを話しても、すぐには信じてもらえな
かったことが悔しかった。その後のことは、別のページで。

 
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