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2025/01/30 19:17:31 (o2v3E5Kl)
中学生まで住んでた街に仕事で訪れた。
25年ぶりだったから、翌日は土曜日だったこともあり、宿を取って土曜日に25年前まで住んでたところに行ってきた。
ローカル私鉄に乗り、住宅地の駅に降り立ち、少し歩くと公園があって、その先にあるコンビニの手前に、中学の頃まで住んでた貸家があの頃のまま建ってた。
中学を卒業して、この家を出るとき、コンビニの陰から泣きそうな顔で見送ってた美樹を思い出した。
小学校から一緒で、中学二年の冬休み、初めてキスした女の子が美樹だった。

そして、俺が中学を卒業したら遠くに引っ越すことを告げた3月上旬、美樹と処女と童貞で初体験、それが最初で最後のセックスだった。
美樹が性教育で配られたコンドームを持ってて、俺の両親が転勤先の貸家の契約に行って留守中に、俺の部屋で美樹と思いを遂げた。
初めて見た異性の性器にドギマギしながら、
「触ってもいい?」
と言いながら触りっこ、15歳の少女が同級生の男の子にオマンコを触らせたんだから、その羞恥はどれほどだったのか、想像を絶する。

美樹がコンドームを被せてくれて、お尻の下に古いバスタオルを敷いて、対面座位で唾がった。
美樹の方が少し上位で、体重をかけて処女膜を破ったように覚えてる。
痛みに耐えた美樹、初めてオマンコの味を知った俺は、感激と興奮にハアハアしていた。
お互い、繋がったままあまり動かず、やがて美樹が後ろに倒れて正常位になった。
自然と重なる唇、絡まる舌、抱き合い、一つに繋がった歓びに浸った。
確か、5分と持たずにコンドームを精液で満たしたと思う。
たった1回の交合だったけど、思いを遂げた嬉しさを噛み締めていた。

3月下旬、貸家を後にした。
ご近所さんの見送りで美樹が見えなかったが、そろそろ出発と言う頃、ご近所さんが車のそばから離れて、美樹がコンビニの陰から泣きそうな顔で見てるのに気づいた。
俺は美樹に駆け寄り、
「さよなら。幹のことは一生忘れないよ。」
「元気でね。さよなら。」
それが、美樹と交わした最後の会話だった。

歩いて、美樹の実家へ行ってみた。
美樹は嫁いでいないだろうけど、何度か上がり込んで遊んだ美樹の家もあの頃のままだった。
立ち止まらず通り過ぎると、部活帰りのような女子中学生とすれ違った。
その面影に別れた頃の美紀を見て、思わず振り返ると、美樹の実家へ入っていった。
美樹の娘…に間違いなかった。
どういう経緯で美樹の娘が美樹の実家にいるのか、土曜日だから祖父母の家に帰ったのか、美樹も住んでるのか、分からんかったし、知りたくもなかったから、そのままローカル私鉄の駅に向かった。

俺も美紀も四十路、俺の子供はまだ小学生だが、お互い、それぞれに家族がいる。
二人は、別々の道を歩き、この先、二人の人生が交差することはない。
たまたま25年ぶりに仕事で訪れたから、ふと立ち止まって、初恋の思い出に振り返ってしまったが、思い出はきれいなまま、その続きを詮索する必要はないのだ。
「さよなら、美樹…」
と呟いて、ローカル私鉄に乗った。
そして、もう二度と目にすることはないであろう、車窓を流れる中学までいた街なみにもお別れを言った。
 
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