「あっ、ああっ、ああっ、ああああああーーーっ。」と白い両肩を震わせ、
悲哀に満ちた、獣の「悦びの声」を躰の奥から、絞り上げていた義姉の躰が床の
絨毯に崩れ去り、ジョンとの「交尾」が終わった。

犬の習性でジョンは、「交尾」が終わった後するように、義姉の陰部全体を舐め、
義姉の蜜壷から溢れ出た、自分の多量の「獣の種汁」を綺麗に舐めすすった。
私は、先程の暖めたミルクを入れた、イタリアワインの瓶を取り、白い綺麗な尻丘
の間から「パックリ」と開けている淫唇に、ワイン瓶の先を挿入し、なま暖かい
ミルクを義姉の蜜壷に再度注いだ。
ジョンは激しい交尾に喉を乾かせ、喜んで、義姉の蜜壷の中に舌を差し込み、
蜜壷の中を「ジュルジュルッ」と、舌先で蜜壷の中のミルクと「獣の種汁」を
すくいあげる様に、顎をしゃくり飲んだ。

義姉は、「うー、うううん」と言うような声を発したが、
意識はすでに朦朧としていた。

そしてジョンは、朦朧とする義姉の陰部全体を舐め、
「何事も無かった」かのように義姉を綺麗にした。
部屋の隅でジョンに「伏せ」を命じ、私は義姉にのもとに行き、義姉の躰に
ブランケットを掛け、左側から中に入り横に添い寝た。

私は、「義姉さん、ごめんね、つらかった？。」と言い、こちらを向かせ、
やさしくやさしく、抱きしめ「愛が溢れる」ような接吻をし、
義姉の唇に深く舌を差し入れた。
義姉は、私に強くしがみつき、私が義姉の唇に深く差し入れた舌に、
自分の舌を絡めて、私の唾液を飲み込み、唇をむさぼる様に吸った。
その義姉の行為から、私は『もう、義姉は、私のものだ。』と確信した。
「つらかったでしょう、ごめんね、ごめんね義姉さん･････。」と囁きながら、
義姉の白い血管が透けるような、豊かな双の乳房を交互に掴み揉み、
薄いピンクの乳首を口に含みながら、あいている右手で、大理石のように、
きめの細かい背中を撫で、白い背中から、くびれたウエストライン、
そして白桃のような、大きなお尻へと撫で、尻丘越しに義姉の陰部をまさぐり
蜜壷を愛汁で満たした。

そして、『私の、フィニッシュ。』の準備に取り掛かった。

身体の右側を床の絨毯につけ脚を揃えて横たわる義姉の、上になっている左脚の
膝を取り、義姉の乳房に付くほど曲げ、床の絨毯につけさせ、
義姉自身の両手でその曲げた脚を「抱え」させ、固定させた。

丁度、「ストレッチ」の、片足で立ち、もう一方の脚を思い切り膝を高く上げ、
その膝の下辺りを、両手で身体の方に引っ張るような「ポーズ」であった。

本当に、女陰に男根を、「根元まで入れる」には、この姿勢以外では医学的にも、
「絶対に無理」であるにも関わらず、この事を知っている「大人の男と女」は、
呆れるほど皆無に近く、女陰に男根が、「根元まで入る筈が無い」正常位や、
後背位、そして騎上位などで「無駄な努力」をし、男は「小さい」と、
女は「奥まで届かない」と、それぞれ勝手に「自信を無くし」、
また「不満」を連ねているのが、現状であった。

私は、「本当に、根元まで入る」姿勢を義姉にとらせ、ブランケットを取り除き、
上半身を起こし、義姉の伸ばした右脚を自分の両膝の間に入れ、義姉の白い尻丘の
アナルと蜜壷を両手の指先で凌辱しながら、「膝歩き」で、
もうすでに「入れて！」、と言わんばかりに濡れそぼる義姉の蜜壷に、
まだ「熱い白濁」を放出していない、限界までに、ひどく怒張する、
「真珠入りの巨大な一物」を進めた。

私の唇に自分の舌を絡め、私の唾液を飲み、唇をむさぼり吸う、「欲情の虜」
と化す義姉には、残念ながら、もうすでに「私への愛」が存在してしまっていた。

それでは、単なる「愛の交歓」という「行為」でしかない。

そのような、「愛」という「下敷き」の上で行われる行為では、
人は誰も「狂えない」。

愛は「理性の極致」であり「緩和」、
性は「本能の極致」であり、「緊張」である。

両者が、「相容れ無いない対極」に位置している事に、人は気付かない。

愛という「理性」ゆえに「燃え上がれず」、「狂えない」事に、人は気付かず、
より「愛せて」、より「狂える」パートナーを「探す」。

それは、空虚な、虚しい「徒労」だ！。
北極と南極に「同時に立つ」、という事を望むに等しい。

もし、「愛と性」が正比例できるなら、性は「性」という文字では無く、
「生」と書き表されていただろうし、人類は「悩み」を限りなく、
「ゼロ」に近づけられただろう。

いずれにしても、『愛ある和姦では、歓び合う事は出来ても、
お互い「狂う」事が出来ない』と想い、私は「在る事」を閃き、義姉に告げた。

「上品な、義姉と・・・その１０」へ、続く