田舎で高校を卒業した私は、上京して大学で学んだ後も都内で就職して15年ほどの月日が流れていました。
その頃、田舎で家の跡をとっていた兄が急逝してしまいました。
兄の一年忌で帰省したときのことです。
父から田舎に帰ってこないかという話がありました。
実家の近くで一人娘を抱えた兄嫁が気がかりで、もし付き合っている女性がいなければ
一緒になってみないかと
兄嫁は、素直で優しく、人の悪口は決して言わず、誰にも好かれるタイプで、おまけに多部未華子さんに似た感じの超美人でした。
都会の生活に飽きていたこともあって、父の話を承諾しました。
兄嫁は、始めは躊躇していましたが、父の説得に折れ、新しい家族になりました。
私は、家族は何事も隠し事がなく、さらけ出して、互いにいつでも家族愛で支え合うという思いを持っていました。
食事をするとき、お風呂に入るとき普段の生活では、兄嫁の一人娘も含めて一緒にする。
もちろん寝るときも同じ部屋で一緒に寝る。私と兄嫁が夫婦の営みをするのも娘に隠すことがなく、三人とも寝るときは素っ裸で寝ることを、抵抗があったようですが納得してもらいました。

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