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義父との…。

投稿者:純子 ◆/OctYHj7QQ
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2023/09/17 05:40:23 (DV.BcWLT)
話は5年前まで、逆上ります。
私の勤務先(幼稚園)に電話がありました。
それは、義父(母の再婚相手)が転倒し、病院に搬送されたというものでした。
幸いにも、左腕の骨折だけで済み、命に別条はありませんでした。
しかし義父は母をなくした直後であり、骨折しての不自由な生活という事で、数年ぶりに、長女を連れて実家に戻りました。
実を言うと、その当時、すでに私と夫は完全に冷め切っており、酒に溺れては手を上げる夫から逃げる様に出て来たのです。
当初、義父はかたくなに「お前の助けなどいらん。」と頑固に言い張っていましたが、やはり不自由な事に直面し、私が手を差し出す事にも文句を言わなくなる様になっていました。

数ヶ月後、怪我も完治。
それでも私は、ずっと実家に残りました。
毎朝、父に温めれば済む昼食を作り、勤務を終えて長女と義父待つじに、帰り夕食を作る生活。
何でもない、そんな平凡な毎日を穏やかに過ごせる事に、ささやかな幸せを感じていたのです。
昔ながらの男くささを感じさせる義父と平和に暮らせる事に、感謝の気持ちで一杯でした。

 
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5
投稿者:もういいよ
2023/09/18 02:08:38    (jFAR/U7P)
もういいから、終了で
4
投稿者:(無名)
2023/09/17 21:16:44    (OItLJioT)
場所も移ったことですし、続きをお願いします
3
投稿者:(無名)
2023/09/17 07:09:29    (VmtU8xCc)
義理は投稿場所違うぞー
2
投稿者:純子 ◆/OctYHj7QQ
2023/09/17 05:50:24    (DV.BcWLT)
だけれども、この時の私は、父に対する本当の感情にまだ気付いてはいませんでした…。
ある日、父が突然、「たまにはどこかへ出掛けるか。どこでも好きなとこ選べ。」と言い出したのです。
私への感謝のつもりだったようです。
どこにしようか迷いましたが、思い切って海外旅行をおねだりしてみると、あっさりとOKが。
こうして冬休み一週間フィジー旅行へ行く事になりました。
初めて行くフィジーは、正に楽園でした。
真っ青な空に白い砂浜、透き通る海に眩しいばかりの太陽。
広く続くプライベートビーチにペンションで過ごしました。
ログハウス調の建物にプールまで付いていました。
到着した日はそのまま休み、翌日からは日々の生活を忘れ、3人でビーチで遊び楽しい一時を過ごしていました。
しかしその時、予想もしていなかった気持ちに気付きました。
さすがに南国、照り付ける日差しがきつく、背中に日焼け止めクリームを義父に塗って貰った瞬間、心臓がドキドキ高鳴り始めたのです。
ゴツゴツした指が私の背中を撫でる感覚に、僅かながらも戸惑った事は確かでした。
しかしそれもあっと言う間。
深く考える事もせず、再び3人で海辺で過ごしました。
ですが、今思い返せば、義父を意識した瞬間はこの時が初めての時でした。
その後も街へ繰り出し、夜には、満天に煌めく星空の下、プールサイドのデッキで父はビール、私はワインを楽しみ、夜でも火照った体をプールでクールダウンさせたりしてリラックスした時を過ごしていました。
が、次の瞬間、確かなる父への想いに直面する事に…。

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