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祖母「奈保」

投稿者:雄一 ◆RtAZo2Jy5g
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2012/07/22 13:58:33 (R.PeqhNQ)
私と祖母とが始めて関係をもった日のことを話そうと思う。

両親と祖母の4人家族。祖母といっても祖父とは10歳以上も歳の離れた後妻で、父との血縁関係はない。
祖父は、私が生まれてすぐに亡くなった。
父は、祖父の経営していた小さな建設会社を引継ぎ、母はその会社の事務員として仕事をしていて日中は家にはいないことが多かった。
そういった環境から必然的に祖母といる時間が多く、いわゆる「ばぁちゃん子」である。

その「ばぁちゃん子」ぶりといえば、いま思い起こだけでも赤面してしまうような溺愛ぶりであった。
幼稚園で喧嘩し、怪我をして帰ってきた日は両親よりも心配してくれたり、小学生の運動会では、こっちが恥ずかしくなるほど大きな声で応援してくれたりと。

小学校の3年生ころまでは、私が入浴していると祖母が後から全裸で浴室に入ってきて体を洗ってもらっていた。
4年生ころには「裸は恥ずかしい」と私がいったからであろうか、祖母は下着姿で私の体を洗ってくれていた。
さすがに高学年となると陰毛も生えはじめ、体を洗ってもらうこともなくなったが、その溺愛ぶりは他人が見てれば異常なほどだっただろう。

両親もその溺愛ぶりには、仕事を理由に子育てを祖母に任せていたこともあって、祖母には意見することもできなかったようである。
そして、祖母も祖父が亡くなってからは家庭内での役割として、私を誰よりも愛し、育てることが責務と感じ、それが祖母の全てになっていたのだろう。

そんな祖母には、私も甘えていた。中学生のころ万引きで補導されたとき店に謝罪にきてくれたのも祖母だ。
お小遣いはもちろん「煙草」を買い与えてもらったりと・・・。
素行が悪く警察の厄介になったとき、警察に引受けにきてくれたのも祖母だった。
高校を卒業する直前に同級生を妊娠させたとき、相手の両親へ謝罪、堕胎費用や慰謝料を支払い穏便にすませてくれたのも祖母だった。
そんなことがあったとは、両親は知らなかっただろうし、いまでも知らないだろう。


それは、私が中学2年生の夏休み日の出来事で、今でもその時のことは鮮明に思い出す。

15年前の夏、テレビから聞こえる甲子園、準決勝第2試合を応援する女子高校生の声援と、レースのカーテン越しに入り込む日の光。
遠くから聞こえる蝉の鳴き声。そして、ときどき通り抜ける心地よい風が、私の部屋を満たしていた。


これといってすることのない男子中学生であれば、股間に手がいってしまうのはごくごく自然なことであろう。私も例にこぼれず意識することなく股間に手がいっていた。
はじめはいつも、陰茎を扱くわけでも亀頭を刺激するわけでもないのだが、陰嚢を揉んでみたり陰茎を強く握ってみたり・・・。
すでに自慰を覚えていた私は、そう股間を触ったいるうちに勃起し、勃起すると射精をする行為に移行する。これが男子中学生の日常だろう。

その日も、男子中学生の日常の義務をこなすように、寝台に仰向けで下着を膝まで下げ、勃起した陰茎を右手で握り扱く・・・。左手には塵紙を持ち射精に備える。
目を閉じ、瞼を通る光が私の視界を真っ赤にし、より射精に至るまでの行為に拍車をかける。

いつものように陰茎の根元に熱いものが込みあげてくる。扱く手を離し冷めるのを待つ。そんなことを繰り返して何度目だろうか、下腹部に風が通り抜けるのとは違うサワサワとした感覚。
その下腹部に感じた感覚と同時に、亀頭が暖かく感じた。
いままで感じたことのない感覚の原因を確かめるため、真っ赤な視界を現実の視界に戻すため目を開いたが、すぐには焦点が合わない。

現実の視界に戻るには1秒もかからなかったと思うが、現実の出来事を理解するまでの時間はとても長く感じた。

祖母は、寝台の左側に膝をつけ肩まである髪で私の股間を覆うように俯いている。
左手で右側から、その髪を大きく掻きあげる。
茶色い口紅が塗られた祖母の唇が、私の亀頭をすっぽりと捕まえていた。
そして顔をこちらに向けて笑みを浮かべた。

「うっ!」
っと声にならない声で、私は息を呑んだ。
『こんなに腫れちゃて・・・かわいそう・・・』
それは、幼稚園のころ瘤を作って帰ってきた私にかけてくれた言葉そのものだった。
祖母は、床においた氷の入った麦茶を口にし、また股間を髪で覆いかくす。
「ひっ!」
祖母の口を麦茶が冷やし、その口が熱く腫れあがった私の男の部分を刺激する。
『ブジョ・・・ブジョ・・・』
大きく頭を上下させ強く吸付く祖母の唇。
粘着質で淫靡な音が、私の部屋を満たしていった。

右手の手首にかけていた輪ゴムで髪を束ねる。
祖母の耳にあるキラリと光るピアスに女を感じる。

麦茶の冷たさは、すでになくなり暖かかさが私の部分を包みこむ。
痛いくらいの勃起感、いままでにない・・・。
根元に熱いものが込みあげてくる。
「うぅぅ・・・」
言葉にならない・・・。

祖母が、私の部分を咥えたまま声をだす。
『だびでも・・・びびぼぉ・・・』
その声が終わらないうちに、私は祖母の栄養を摂取するための器官に・・・
出した。大量に出した。
何度も何度も躍動し、出した。

その躍動が終わると、祖母は強く目をつぶりゴクリと飲みこんだ。
そして、唇で根元からカリ首まで絞るかのように強く締めつけた。
再び、私の部分を深くまで咥え、飲み込むように喉の奥を締め付けた。
尿道から全ての不純物を吸い出しているようだった。

『ゴホっゴホっ・・・』
数回咳をしながら、寝台の左側に腰をかける。
『雄くんも男の子なんだね』
祖母が微笑みながら、いつもと変わらない優しさで話しかける。
「・・・」
なんだか、恥ずかしく、照れくさく返事ができない。
そして、何度した咳に罪悪感を感じ、私は黙って寝返りをうち祖母に背を向ける。
まるでふてくされた幼児のように、目をつぶり・・・。

『麦茶おいとくね・・・また、苦しくなったらね・・・』
露になった私の下半身に綿毛布をかけ、祖母は私の部屋から出て行った。


甲子園の準決勝第2試合終了のを知らせる無機質な音と、レースのカーテン越しに入り込む日の光。
遠くから聞こえる蝉の鳴き声。
そして、ときどき通り抜ける心地よい風が、18分前と変わることなく私の部屋を満たしていた。

これが15年前の夏の出来事だ。
 
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7
投稿者:からす♂ ◆RtAZo2Jy5g
2013/06/25 06:26:44    (6QWcZTk3)
美しい思い出は、選びぬかれた言葉で綴る。
美しい言葉は、思い出を美しいままで残してくれる。
きっと、あなたのお婆さまもお美しいのでしょうね。
なんだか、お婆さまの優しさとあなたの素直にになれなかった気持ち、分かる気がします。
大切な思い出ですね。
6
投稿者:むけチン
2012/07/26 06:23:48    (bwutAJJz)
夢中で読んでいます。ぜひ続きを・・・
5
投稿者:御影 ◆RtAZo2Jy5g
2012/07/24 23:06:20    (2PMQ9P0V)
比喩の使い方が上手ですねっ(笑)。
読んでも飽きがきません。話しの流れも自然でいいと思います。
4
投稿者:(無名)
2012/07/22 23:17:48    (x8nAosDn)
続きをお願いします。
3
投稿者:おやじA
2012/07/22 15:45:59    (bNOZianp)
まれに見る傑作
2
投稿者:まさ
2012/07/22 15:29:37    (fPA1l18Y)
最高です
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