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1
2020/10/06 14:22:53 (5oz5YUv4)
僕には誰よりも母の事をよく理解している自負がある。

母が8年前に離婚して、その半年後に再婚したい相手がいると7歳年下の男を連れてきた時もそうだった。僕は当時まだ中学生だったけれど、直感ですぐわかった。この男が母の離婚の原因だと。そしてその男は母のカラダだけではなく、まだ小学生だった僕の妹に興味があった事も。

その予感は的中した。

男は毎日のように46歳だった母を寝室へ連れ込み、また母もそれに応えた。

「ほら、気持ちいいか!」
「前の旦那のチンポより、俺のが欲しいんだろ!」
《あああ~気持ちいい!》
《そうなの、そうだから、もっと突いてぇ!!》

寝室から聞こえてくる二人の会話がとても生々しく、最初のころは耳を澄ましてたころもあったけど、数ヶ月後には僕はいつしかヘッドホンをつけて音楽を聴きながら寝るのが当たり前になっていた。

そんなある日、妹が僕に聞いてきた。

「ねえ、お兄ちゃん、マーヤのキティーさんのパンツしらない?」
「メゾピアノのパンツもないの…」

僕はすぐにピンときた。
もし妹の勘違いでなければ、あの男しかいない。
普通に考えれば、小4だった妹と一緒にお風呂に入ること自体おかしい。

僕は思い切って母に相談した。
あの男が僕の妹を変な目で見ているかもしれないことを。

でも、母は男に依存しているのか、疑うことすらしなかった…

その後も母と男の夜の生活は続き、1年近くたったある日、僕はついに男の尻尾をつかんだ。
お風呂場に置いてある洗濯物の中から妹のパンツを取り出し、ポケットに入れる瞬間を見た。
僕は中学生ながらにして勇気をふりしぼって言った。

「何してるの?」
「それ、マーヤのパンツだよ」
《お、おう、ナルキか…》
《これはな、下着と衣類で洗濯物を分けようと思ってな…》
「マーヤのパンツだけ?」
「どう考えても変!母さんに聞いてみるよ」

すると男は急に開き直ったように、

《言えるもんなら言ってみろよ!》
《お前たち学校に行けなくなるぞ!》
《ナルキだって来年は高校受験だろ》

僕は初めて大人の怖さを知った。
何も言い返せなかった…

それ以来、妹のパンツが無くなることは起こらなくなった。
でも、そのかわり僕と母への扱いが明らかに変わっていった。

 
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5
投稿者:(無名)
2020/10/09 02:54:24    (rXXe.L7F)
妹ちゃんのヴァージンがピンチ…
続きがきになる(ドキドキ)
4
投稿者:次男坊
2020/10/06 19:39:44    (5oz5YUv4)
母は赤裸々に自分の過去を話しはじめたがどれも意外なものだった。

まず最初に父との結婚が破綻したのは、母が45歳の時、出会い系サイトで知り合った20代の男によるものだった。

当時の父は新聞社で働く一方で労働組合の幹部も務めていたこともあり連日帰りが遅く、職場に泊まることもしばしばだった。
一方で家事全般、僕、そして僕の兄の進路についてはほぼ母に丸投げだった。母は誰かに話を聞いてもらいたい一心で出会い系サイトという場所に心の拠り所を求めてしまったんだろう。
でも、相手は出会いを求めてるわけで、それだけでは終わらなかった。
20代の男は比較的近所だったこともあり、執拗な誘いに母はとうとう一度きりという条件で会ったらしい。
母は話を少しするだけで会いに行ったらしいが、もちろん相手にはそんなつもりはなく、母のカラダが目当てだったのは高校生の僕でもわかった。
案の定、母は若い男とカフェで話しをしたあと、ホテルに連れ込まれカラダを許してしまった…
その後も母は若い男との密会を重ね、数ヶ月が経ったとき、凍るような出来事が母を襲った。
いつになっても生理が来ないのを疑問に思った母は妊娠検査薬を使い、自分の身体で何が起こっているのかを知った。

知ったと同時に罪悪感が押し寄せ、とんでも無いことをしてしまったと身体を震わせた。
母は若い男に連絡をとり、その旨を伝えた。
するとそれまで優しかった男が一変、母を罵り自分の子供という証拠はどこにも無いと告げた。
母は一人で悩み、確かにその頃の母は、無口で元気がなく、僕と妹で心配してた記憶がある。

しかしそれだけでは終わらなかった。

母の様子に気づいていたのは僕たちだけでは無かった。
父も気づいていた一人だった。
父は寝室に盗聴器をしかけ、母のハンドバッグの底にはGPSを忍ばせていた。
母と若い男とのその後のやり取りは全て父に筒抜けになっていた。
父はその証拠らを母に突きつけて問いただした。
母は逃げ場を失い、追い込まれ、全てを地に話した。

父は怒りで身体を震わせ、母に言い放った。

「よくも、よくも俺を裏切ってくれたな!」
「お前たちのことは絶対に追い詰めてやる!」

父はそれから家を出ていき、後日、母と若い男のところには家庭裁判所から告訴状が届いた。

慌てて母は若い男に連絡すると、すでに携帯電話は解約され、話すことはできなかった。

結局、その若い男は身を隠したまま、判決は下され母と男は200万円ずつの慰謝料を命じた。
母は、父との離婚で得る予定だった財産分与からその分を引かれ、男の方は実家の両親が支払ったらしい。

母はあえて遠くの婦人科へ行き、堕胎するために若い妊婦達が待つ婦人科の待合室で自分の順番を待った。
この時の母の心境を考えると痛ましくて仕方なかった。
3
投稿者:(無名)
2020/10/06 17:39:19    (eqJXz9qW)
続きを
2
投稿者:次男坊
2020/10/06 14:25:57    (5oz5YUv4)
僕のことは名前ではなく「お前」と呼ぶようになり、寝室から聞こえてくる男の声は母を「雌ブタ」と呼ぶようになっていた…

《両手でもっとマンコを開け!この雌ブタが!》
《3人も前の旦那と子作りしやがってよ!》
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「ふしだらな雌ブタを許して…」

普段はこんな片鱗すら見せないマジメな母が、男の前では一人の女になり、理不尽な恥辱を受け入れてることにもどかしさを僕は覚えた。

やがて僕は高校生になり、母と男の夫婦生活も3年目を迎えた。

僕が部活を終えて帰宅すると、家は真っ暗で誰も居ないようだった。
二階へ上がり部屋に入ろうとしたら、となりの寝室から人の気配がした。
ゆっくり寝室のドアをあけると暗闇の布団の中に母の姿があった。

「どうしたの?具合悪いの?」

そう言って母に近づくと様子が変なことに気がついた…

ブラウスのボタンは取れ、慌てて胸元を隠そうとする母。なかなか布団から出ようとしない母をみて、部屋の灯りをつけると…そこにはパンストが床に脱ぎ捨てられ、母の腰にはボロボロになったパンストの残骸が纏わり付いたままだった……僕の目線に気づいたのか慌てて股間に食い込んだ下着を直そうとする母。

「何があったの?」

最初はたまにある夫婦喧嘩かと思った。
涙を浮かべながら何も語ろうとしない母。

とにかく母に話を聞こうとベッドに座った時だった。
ものすごい異臭がした。
それは男性特有のアノ臭いだ。
母の衣服から出ていた。

「もしかしてあの男?」

母は首を横にふった。

それを聞いてホッとしたのも束の間、「じゃあ一体誰がこんなことを?」疑問が湧いてきた。でも怖くて聞けなかった…

「さっきテツくんが会社の人を連れてきたの」

テツくんとはあの男のことだ。
ものすごく嫌な予感がした…

《いいよ、言わなくて》
「ううん、聞いて」
「聞いてほしいの…」

そう言うと母は長々と父との離婚の真相、あの男との出会い、そして結婚した経緯を話し出しはじめた。その内容はどれも高校生だった僕には想像をはるかに超えるものだった。

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