2017/10/02 13:26:41
(uIamo8Yf)
母と一緒にお風呂に入った時の事。
私の家のお風呂は、とても狭くて完全一人風呂。まあ、その頃『女性とお風呂に入る。』などという考え方自体が無かったので、気にもしていませんでした。
珍しく母と本土に渡った私は、タクシーで車を走らせ、買い出しのためスーパーに向かっていました。買い物も終わり、港に戻ったのはまだお昼過ぎ。
待合室で時間を潰し、一便早い14時過ぎの定期便を待つことにします。そこで、母にこう告げたのです。『あれ見えたの、ラブホテルなん?』。
タクシーの中で見えたの光景でした。小さい頃から何度か見たホテルでしたが、16~17歳にもなるとそれがナンなのかは分かります。
母は口を濁しながらも、あれがラブホテルだと認めます。『行ってみたいなぁ。』と告げるど、『時間がないから。』と適当な理由をつけて断りました。
それでも私の押しに屈してしまい、人生で初めてのラブホテルとなったのです。
しかし、課題はありました。私たちは徒歩なのです。タクシーを再び呼び、ホテルの近くで降ろしてもらいます。そこからが大変です。
日曜日のお昼です。田舎町と言っても、人通りはあります。なかなか、ホテルに入るタイミングがありません。しかし最後は、『母、強し。』でした。
『もういい!もう入ろ!』と覚悟を決め、人混みがある中、ラブホののれんを構わずくぐったのです。
母は適当に部屋を選び、フロントからカギを受け取りました。50歳過ぎの母と言っても島育ちです。ラブホの経験はとても少なく、どこか馴れない感じでした。
部屋に向かうと、ちょうど出てきたカップルとすれ違います。女性のクスクスといった笑い声が聞こえました。やはり、52歳と16歳のカップルなのです。
『時間、あまりないから。』といい、母がお風呂を入れ始めました。僕も後ろから覗き、こんな大きなお風呂は修学旅行くらいでしか見たことがありません。
母は待ち時間に、垂らしている長い黒髪をゴムで後ろに束ねました。これだけでも、普段の知っている母ではもうありません。
再びお風呂を覗き込むと、『入った。』と母から合図が掛かります。おかしなものでした。私は、母と一緒にお風呂に入ることに抵抗を感じたのです。
風呂場に入りました。大きなお風呂場、初めての洋風呂、綺麗に並べられたシャンプーやリンス。何もかも新鮮でした。
母を見ました。シャワーで身体を流した母の身体はとても色っぽく見えます。母の胸はCカップ。しかし、身体が細いので、それよりも一回り大きく感じます。
馴れない洋風呂に浸かり、母もそれを見透かして、私に座り方や浸かり方を『これ、こう据わるのかなぁ。』とさりげなく教えてくれました。
私も『そうじゃない?』などと答え、それに従うのでした。この時は、完全に母の子供でしたね。ほんと子供のように、身体を洗われました。
ベットに向かうと母の顔が変わりました。家に帰ってから私に抱かれることは想定していたかも知れませんが、突然のラブホは想定外たったと思います。
母にも『今から、ここで男に抱かれる。』、という心の集中を始める必要があったようです。
真っ白なバスローブ、そして後ろに束ねた真っ黒な髪。普段の知っている母ではありません。別人に思えました。
母はエロビデオ(当時はそう呼んでいました。)を消しました。馴れないエロビデオに私が戸惑っていましたから。
母も同じでした。Hなビデオを観ている自分の姿など、息子には見せたくないはずです。『こっちがいいわ。』と変わりにつけたのは、流れるBGMでした。