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2001/09/07 04:00:46
(GFUkm7uV)
世の中には、変質的な性格異常者がいます。
警察に捕まることなど眼中になく、ただ、己の欲望を満たし、人が苦しむ姿を見て
悦びに浸る、そんな人間が確かにいます。
母と妹はその犠牲者であり、僕も犠牲になった一人ですが、今では僕も加害者にな
っているかも知れません。
でも、少なくとも、僕は母と妹に深い愛情を持っています。
その点では、己の楽しみだけに生きるあの男と、僕は決定的に違います。
確かにその時期、母と妹の様子が変でした。
僕の前ではいつも通りでしたが、二人で深刻そうに話し合っている姿を何度か見か
けることがありました。
厳しい表情の母の前で、妹が泣いていました。
いつもの母と妹を知っている僕にとって、それはとても違和感のある光景でした。
明るく話し好きの母は、近所の商店街でも人気者で、お店のご主人やお上さん達と
冗談を言い合っては笑い転げ、長話の結果、買い物が遅くなり、その分、僕たちの
夕食が遅くなることもよくありました。
母の性格をそのまま受け継いだ妹は、元気で、優しい女の子でした。
妹が母から受け継いだものは性格だけでなく、美しい顔と、均整の取れたスタイル
もそっくり遺伝していました。
二人の朗らかな、明るい性格のおかげで、浪人中の僕は気が滅入ることもなく、受
験勉強に集中できました。
そんな母と妹でしたから、二人の暗い表情はとても心配でした。
父が半年間の長期出張で家にいない時だけに、僕の不安はなおさらでした。
母と妹の哀しみの原因を、僕は一通のメールによって知りました。
皆さんもそうでしょうが、僕も怪しげなメールは開かないようにしています。
でも、そのメールのタイトルが、僕の名前と、むかし飼っていた愛犬の名前だった
ため、不思議な思いにかられて、そのメールを開いてみました。
そこには、ただ、ホームページのアドレスと、六文字のアルファベットの組み合わ
せが二つ、記されているだけでした。
好奇心もあり、僕は思い切って、そのホームページにアクセスしてみました。
真っ黒な背景に、小さな赤い文字で、『入口』とだけあるページでした。
その『入口』をクリックすると、User名とPasswordを入力する枠が出てきました。
メールにあった六文字のアルファベットをそれぞれ打ち込み、次に進むと、
やはり真っ黒な背景に、
―― 母:圭子42歳 娘:美咲15歳 美しい母娘、その凌辱の記録 ――
という文字が浮かび上がってきました。
そして次々と、数字が現れ、その数字は1番から10番までありました。
数字をクリックすると、カラーの画像が別ウインドウで表示されました。
それは、母と妹の画像でした。
1番の画像には、両腕を後に縛られて、母と妹がうつ伏せで並べられていました。
場所はうちのリビングで、カーペットの上に、二人は身を横たえていました。
衣服は身に着けていましたが、母はベージュのセミタイトのスカートをまくられて
ヒップラインを包む白い下着が露出していました。
母と同様に、妹もセーラー服のスカートをまくり上げられて、水色の下着が見えて
いました。
きめの細かい、鮮明な画像で、母と妹の太腿の白さが、眩しいほどでした。
撮影者に命令されたのか、二人ともうつ伏せのまま顔だけを上げて、カメラのレン
ズに視線を向けていました。
その表情は怒りに満ち、悲壮なものでした。
2番から5番は母の、そして6番から9番は妹の顔をアップで写したものでした。
今度は仰向けにされた母と妹の顔を、撮影者が上から写しているようでした。
乱雑で、右に左に傾いた構図、明らかに手ぶれがある画像。
それらの画像は、母と妹の顔しか写っていませんでしたが、その表情から、撮影者
によって卑劣な行為を受けているのは明らかに思えました。
母はのけぞり、白い首すじを浮き上がらせて、唇を噛みしめ、強い拒絶と抗議の視
線をレンズに向けていました。
妹は眉間に深く溝ができるほどきつく目を閉じ、歯を食いしばっていたり、何かを
叫んでいたりしていました。
母からは無念の呻き声が、妹からは苦痛の絶叫が聞こえてくるように思えました。
最期の10番には、母と妹の下着が、裏返しにされ並べて写してありました。
その夜、僕は口惜しくて、悲しくて、ほとんど眠れませんでした。
翌朝、僕は母と妹の顔がまともに見れませんでした。
二人が受けた心と体の傷の深さを想うと、可哀想で見ていられませんでした。
妹が学校に行った後、僕も家から逃げるように予備校へ行こうとした時、母に呼び
止められました。―― 健一、あなた今日は予備校、休みなさい
そう言った母の顔は、蒼白く、血の気が失せていました。
「どうして」と、僕が理由を聞く前に、
―― 私がこれからすること、されること、黙って見てなさい
母は厳しい口調でそう言うと、僕をリビングに残して玄関に行きました。
すぐに戻ってきましたが、母一人ではありませんでした。
隣りの家の正也さんが横に立っていました。
僕より一つ年上の正也さんは高校を中退して、家にとじこもっている人でした。
高校二年のとき、半年間、精神病院に入院した後、そのまま高校をやめています。
「健ちゃん、昨日の夜、見てくれた?」
中年太りのオヤジを想像させる胴長短足の正也さんは、何気ない声で言いました。
正也さんの隣に立っていた母は、さっと顔を伏せました。
僕はすべてを理解しました。
(正也さんが、いや、この正也の奴が、、、)
怒りに震える僕の前で、母が正也の足元にひざまずきました。
母は正也のベルトを外し、ズボンとブリーフを下ろしました。
僕が制止の声を上げると、母は哀しそうに言いました。
―― 美咲を守るためなの、健一、黙ってみてなさい、お願い
母は正也の性器を口に含み、フェラチオを始めました。
正也は「そういうことだから」と、へらへらと笑っていました。
母は目を閉じて、ゆっくりと顔を前後にさせていました。
しばらくすると、正也は呻き声を上げ、母の頭をつかんで揺さぶり、手前に強く引
きつけました。
乱暴に汚されていく母を、僕は呆然と、腑抜けのように見詰めていました。
精液を母に飲み込ませた後、正也は母をソファに座らせ、母の体を弄びました。
母は正也から顔をそむけて、じっと耐えていました。
母をいたぶりながら、正也は次々と母の衣服を脱がしていきました。
全裸にした母に、正也はふたたびフェラチオを要求し、完全に勃起すると、母を突
き飛ばすようにして、カーペットの上に押さえ込みました。
正也が母の両足を開き、肩に担ぎ上げた時、母は僕の方に顔を向けると、哀しそう
な目をしました。
でも、それはほんの一瞬で、すぐに母は僕とは反対に顔をそむけました。
それと同時に正也の腰が、母の股間に沈み込みました。
正也の腰が鋭く動くたびに、粘液のこすれる淫らな音が響き、そのたびに、
「アッ、」 と切なそうに、母が声を上げました。
僕は自分が勃起していることを自覚していました。
母が弓なりに背中を反り返らせ、その体を震わせた後、正也は母から離れました。
正也が母の耳元で何かささやきました。
母は僕の足もとへにじり寄り、僕のズボンとブリーフを脱がせました。
僕は痴呆のように、されるままになっていました。
母が僕の性器を口に含んでくれた時、僕はその自覚のないまま、射精しました。
母の口の中で、すぐに硬さをとり戻した僕の性器を見て、正也は
「圭子はもう妊娠してるから、遠慮しないで犯ってもいいんだぜ」
母の名を呼び捨てにする正也を憎み、母を妊娠させた正也に嫉妬しながら、僕は、
母の暖かい体に自分の性器を挿入することによって、童貞ではなくなりました。
その後、父と母の寝室のベットで、正也は母を抱きました。
正也は母の膣だけでなく、肛門にも性器を挿入していました。
そんな光景を、僕は寝室の隅で、うずくまって見続けていました。
正也は母の体を様々に折り曲げ、広げては好き放題に犯していました。
僕の耳には、淫靡な粘液の音と母の喘ぎ声が、痛いほどよく聞こえていました。
正也が帰った後、母からすべての事情を聞きました。
最初に乱暴されたのは、二週間前で、その時、母と妹は交互に犯されたそうです。
なかば狂人と変わりなく、しかし、知能だけは秀でている正也に、母は逆らえなか
ったそうです。
その後、美咲を守るために、母は毎日のように正也に犯されたそうです。
正也の要求は異常さを増していき、ついに息子の僕をその場に立ち会わせ、しかも
近親相姦の行為を要求されても、拒絶できなかったそうです。
確かに、あの正也なら、ネットにあの画像を無修正のまま流すかもしれません。
帰り際、正也が僕に「今晩もう一度、アクセスしてみな、全部見せてやる」
と言った通り、そこには百以上の画像がありました。
股間から血を流す妹の姿はもちろん、犯され、辱しめを受ける母と妹の姿が克明に
画像として記録してありました。
その三日後、正也は精神病院に入院しました。
噂では、完全に精神に異常をきたし、一生、監禁同然の生活を送るそうです。
母と妹は、正也という狂人の犠牲者でした。
僕も犠牲者です。
どうしても、正也に抱かれて悶えていた母の姿が忘れられませんでした。
嫉妬でした。
僕はそのことで母をなじりました。
「女の体は複雑なの」と、母は僕に諭すように言いましたが、納得できません。
僕は卑劣にも、正也がやったのと同じように、母を縛り、そして母を犯しました。
母は泣きながら許しをこい、それでも、僕に抱かれて何度も気をやりました。
僕は、妹も犯してしまいました。
「おまえを守るためにお母さんが犠牲になった、責任とれ」
僕のその言葉で、妹は服を脱ぎ、兄の僕の前で両足を開きました。
妹の綺麗な体までも、僕は貪っています。
妹の部屋に入っていく僕を、母は黙って見ています。
僕も犠牲者ですが、今では、まぎれもない加害者です。
もうすぐ、父が長期出張から帰ってきます。
僕にとって、父は邪魔な人になってしまいました。
恐ろしいことに、僕は父の死を願っています。